投稿者:Mayumidon

ナント~現代アートで生まれ変わる都市

先日、打合せに見えたクーリエ・ジャポンのFさん。斜め掛けバッグがとってもおしゃれ~。
でも表面プリントの図はどっかで見たような、はてな…と思っていると、

Sac_nantes(3).jpg「ああ、解りました? これはロワール河なんです。ナントのプレス担当に、現地で頂いたものなんですよ」。
見れば右端にはLe voyage a Nantes(ル・ヴォワイヤージュ・ア・ナント=ナントへの旅)のロゴも刻印され、素敵なアクセントに。さらにこれは紙製だというところがすごい。紙だけれど耐久性はバッチリで、同行のカメラマン氏はその後、別の取材にもこのナント・バッグを連れていってくださったそう(→画像をクリックすると拡大します)。


思わず「イイネ」ボタンを心の中で5度連打。

 

彼女は昨年末、大西洋の都市ナントを取材して戻ったばかり。
ナントといえば機械じかけの巨大象が練り歩く遊園地レ・マシーン・ド・リルがある街、庶民が気軽にクラッシックに親しめる音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」の発祥地として、日本でも知名度はそこそこ高い。映画好きなら「ナント三大陸映画祭」、シャンソン好きならバルバラの歌声の中にこの街の名前を耳にしたことがあるだろう。

 

そのナントが2012年は、文化を中心に据えた観光をさらにパワーアップさせる。
現代アートのモニュメントやオブジェをロワール河沿いに設けるプロジェクト「エスチュエール・ナント<>サン・ナゼール」が最終章を迎え、レ・マシーンでは海底世界を模したメリーゴーラウンドがお目見えする予定。ここ数年、文化施設や商業施設へと転用された産業跡地は、今後、歴史建築群と並んで前面にアピールされることになる。

  Les anneaux(390).jpg

では、何故ナントが現代アートを中心に都市開発を進めることになったのか、どうしてこんなにも大胆不敵な発想を次々と実現に導けたのか。

 

その辺りは、只今発売中のクーリエ・ジャポンをご覧くださいね。主要プロジェクトの立役者がこぞってインタビューに応じています。

 

そしてナントのプロモーションビデオにはなぜかスパイダーマンが登場する。。。
こちらも必見です。

 

投稿者:tamisan

ユーロ導入10周年 L'euro fête ses 10 ans de vie

IMG_4666BDF.jpgフランスでの滞在中、必ず必要になるのが現金通貨・ユーロ(EURO)。

 

2002年1月1日、フランスでヨーロッパの共通通貨・ユーロが導入

されてから、今年でちょうど10年になりました。

 

現在、ユーロはヨーロッパ23ヶ国で使用されており、そのうち17ヶ国がEUの加盟国。

 

フランスでは2002年2月17日に旧通貨、フランス・フラン(franc)が流通停止。

その3年後、2005年2月17日でフランの硬貨両替が終了。

そして今年2012年2月17日で、フランの紙幣両替が完全に終了します

 IMG_3152BDF.jpg

もし1990年代に発行されたフラン紙幣をまだお持ちで、2月17日までにパリに滞在される

予定のある方は、以下のフランス銀行でフランからユーロへ変更できます。

Banque de France(フランス銀行)

48,Bd Raspail 75006 Paris

最寄のメトロ:10番線 Sèvres Babylone

時間:8:45~12:00&13:30~15:30

 

ここはパリの左岸、サン・ジェルマン・デプレ(Saint Germain des Prés)から近く、

ラスパイユ大通り(Bd Raspail)をはさんで4ツ星、コンコルドグループのホテル、

「ルテシアHôtel Lutetia」。

IMG_3156Hotel Lutetia.jpg

 

さらにセーヴル通り(Rue de Sèvres)をはさんで、1852年創業の老舗デパート、

ル・ボン・マルシェ(Le Bon Marché)が斜め向かいに見えます。

 IMG_4662Bon Marche soldes.jpg

ちょうどセール時期で、ル・ボン・マルシェにも「ソルド」の看板が。

 

パリでフラン紙幣をユーロに両替できる銀行はここのみ。

以前ここを通ったときには、入り口にちゃんとその説明が写真入で紹介してありました。

IMG_3153BDF.jpg IMG_3155BDF.jpg

その後、さらに注意書きが赤文字で付け加わっているではないですか!

「2012年2月18日から、フラン紙幣は通貨としての価値を持たず、両替もできません。」

 IMG_4664BDF Date limite.jpg

昨年末くらいから、ニュースでも「2012年2月17日でユーロへの両替が終了します。

まだフラン紙幣を手元に持っている人は、早めに両替をするように。」とフランス人へ

注意を促す放送が流れています。

IMG_4663banque de France .jpg 

ちなみに2002年ユーロ導入からこの10年間で、かなり日常生活に必要な物価が

上昇した、とほとんどのフランス人が感じているようで、先日興味深い調査が新聞

に紹介されていました。

 

ユーロ導入前と導入後の物価比較

●バゲット1本(Une baguette)・・4,39フランfrancs(67サンチームcentimes)→85サンチーム+27%↑

●コーヒー一杯(Un café au comptoir)・・・4,98フラン(76サンチーム)→1,10ユーロ +45%↑

(コーヒー一杯を喫茶店のカウンターで飲む場合)

 

その他、物価の上昇率が高かったのが、

●りんご(Pomme)1kg・・・+65%↑

●品質保証付き肉食用鶏肉(Poulet Label Rouge)・・・+47%↑

●ひまわり油(Huile Tournesol)・・・+43%↑

●コカ・コーラ(Coca-Cola)・・・+38%↑

●小麦(Blé)・・・+19%↑

●牛乳(Lait)・・・+13%↑

●小麦粉(Farine)1kg・・・+7%↑

などなど・・・

 

実際、フランスでの2000年と現在の物価を比べると、平均約30%上昇しているそう。

 

さらに、欧州の金融危機を克服するメドがたたないままユーロ安が加速している現在では、

フランス人の45%が、「ユーロがフランス経済にとって大きな障害になっている」と考え、

フランス人の3人に1人以上(36%)が、「通貨をフランへ戻したほうが良い」、さらに、

フランス人の37,2%が「10年後にはユーロは存在していない」とも回答しています。

 

現在1ユーロ=100円前後の円高で推移している状況では、日本からフランスへ旅行に来ると

かなりお徳感がありますが、フランスに住んでいる人々は、現在のユーロ危機をかなり深刻に

受け止めている、ということも最後に付け加えておきたいと思います。

 

 

★フランスの通貨に関する情報はこちら (日本語)

★フランス銀行のサイトはこちら (仏語)

 

投稿者:M.MK

海辺の清潔ブーム(3)

 プルーストが好んで滞在した「グラン・オテル」のポイント、木綿のカーテンに、装飾のない家具、各部屋にシャワー、という点に、いかなる重要性があるのだろうか。

まず、木綿のカーテン。ビロードのカーテンでは頻繁に洗うことはできないが、木綿のカーテンなら週に一度程度は洗濯ができる。

装飾のついていない、また装飾の少ない内装、家具?

装飾がなければ埃がたまらず、清掃すればすぐにきれいになる。

部屋ごとにシャワーがある、というのは?これもやはり他人と共有しないことで、菌との接触を避けることが出来る、というわけだ。

このように一見何の変哲もない部屋が、実は最新設備、最新流行の部屋であった、ということらしい。(続く)

投稿者:tamisan

冬のセールが始まりましたSolde d'hiver à Paris

IMG_4641Camper.jpg 

冬のセール(フランス語ではソルドーSolde)がパリで1月11日(水)、午前8時から一斉に始まりました。

 

朝の情報番組「テレマタンTELEMATIN」でも、大きくこのソルドについてニュースで放送していました。

(テレマタンについてはこちらをご覧ください)

 IMG_4633Solde telematin.jpg

街中には、”ソルドー30%引き、40%引き、50%引き・・・”の文字がお店の前を通るたびに

目に入ります。

IMG_4635Cyrillus.jpg

IMG_4654Soldes.jpg

 IMG_4642Soldes 50%.jpg

IMG_4643Soldes 30%.jpg

 

1年に2回、1月と6月に行われるセールは、フランス人にとっても一大イベント!

 

お目当ての品物が最大、半額以上の値段で購入できるとあって、初日は

特に、百貨店やブランド店に開店前から行列ができるほどの盛況ぶり。

 IMG_4640Gucci file.jpg

 

実はこの”ソルドSolde"、フランスの法律で開催期間が厳密に決められているのです.

 

 

2008年に若干の改訂が加えられ、2009年冬から冬と夏のソルド

の期間は5週間となり、以前の6週間から1週間短縮されました。

 

ちなみに年2回のソルドの開始期間は、以下のように法律で定められています。

●冬のソルド:1月の第2水曜日の午前8時から。第2水曜日が12日以降になるときは

その1週間前の水曜日からソルド開始。

●夏のソルド:6月の最終水曜日、午前8時から。最終水曜日が28日以降になるときは

その1週間前の水曜日からソルド開始。

 

というわけで、2012年冬のソルドは1月11日~2月14日まで、となります。

 IMG_4644Monoprix.jpg

以前はこの年2回のソルドのみだったのですが、今では冬と夏のソルド以外にも、

●1回のみ最大2週間 

又は

●2回に分けて各最大1週間

各お店が、セールを行える時期を選べるようになりました。

ただそのためには、「冬と夏のソルド期間から、30日以上あけて行う」

といった様々な細かい制約があるようです。

 

なお、このソルドの開催期間はフランスの地域によって若干ずれがあり、

ナンシー・メッスを含むロレーヌ地方では1月2日~2月5日。

スペインとの国境に近い、バスクと呼ばれる地域を含むところでは

1月4日~2月7日で、すでに1週間前からソルドが始まっています。

IMG_4636Thomas Cook voyages.jpg

旅行会社も、旅行代金セール中!! 

この ”Solde"のデザインも店によって様々。これを見て歩くだけでも結構楽しいですよ。

 

さてソルドの初日、早速百貨店へ行ってみることに。

 

「パリのクリスマス(3)百貨店のイルミネーション」でギャラリー・ラファイエットとプランタン・オスマン

のショーウインドーを紹介しましたが、もうすっかりそのショーウインドーの飾りはソルドのお知らせ

に変わっていました。デコレーションの係りの人は休む暇もありませんね。。。

 

こちらはギャラリー・ラファイエット。

 IMG_4649GL.jpg

IMG_4651GL.jpg

 

外・中ともに「ソルド・ソルド・ソルド Solde・Solde・Solde」の文字ばかり。。。

中はお目当てのものを探す買い物客で大賑わい。

 IMG_4652GL Soldissimo.jpg

IMG_4653GL Ouverture exceptionnelle.jpg

ギャラリー・ラファイエットは初日午前8時からOPEN。

 

こちらはプランタン・オスマン。

外のショーウインドーは、見事にソルドの広告に変わっており。。。

IMG_4655Printemps.jpg IMG_4657Printemps.jpg

中の売り場では、あちらこちらに ”-30%、-40%、-50%”の数字が。。。

IMG_4658Printemps 40%.jpg IMG_4659Printemps50%.jpg

以前に比べ、アジア人・特に中国人の買い物客が目立っていました。

 

なお、パリでは”ショッピング・バイ・パリShopping by Paris"というイベントが

2月末まで行われていますので、この時期パリにいらっしゃる方は是非、お買い物

を存分に楽しんでくださいね!

 

★ショッピング・バイ・パリの情報はこちら (日本語)

★ギャラリー・ラファイエットの情報はこちら (日本語)

★プランタン・オスマンの情報はこちら (英語)

 

投稿者:tamisan

パリの大晦日と元旦 St Sylvestre&Jour de l'An à Paris

 

クリスマスが終わり、いよいよ2012年を迎える前日の2011年12月31日。

 

パリで大晦日を過ごすのは初めてだったので、カウントダウン

の近づいたシャンゼリゼ大通りへ行ってみることにしました。

 IMG_4236Avenue Montaigne.jpgIMG_4235Avenue Montaingne.jpg

 

 

 

 

 

 

 

まずはシャンゼリゼ大通りに程近いモンテーニュ大通り

(Avenue Montaigne)へ。

この通りは名だたるブランドのお店が通り中にならぶことで知られています。

 

こちらのイルミネーションも見事ですね。。

 

そして、シャンゼリゼへ到着したのが大晦日の23時すぎ。

 IMG_4241St Sylvestre Champs Elysees.jpg

いつも日付が変わる頃には、シャンゼリゼ大通りが歩行者天国になっていると

聞いていたので、もう完全に大通りを歩けるのかと思ったら全くの予想外。

 

バンバン車が走っています。。。いったいホコ天になるのはいつから?!

さすがフランス、何事もゆっくりしています!

 IMG_4242St Sylvestre Champs Elysees.jpg

でも、すでに大通りにはカウントダウンをシャンゼリゼ大通で過ごそうという

たくさんの人でにぎわっていました。

 

IMG_4244St Sylvestre Champs Elysees Monoprix.jpg

IMG_4243St Sylvestre Champs Elysees monoprix.jpg

 

シャンゼリゼ大通りにあるモノプリ(Monoprix)

というスーパーは、普段は月曜から土曜の

9:00~24:00まで営業しているものの、今日

はなんと19:30で閉まっていました。

 

こちらは「Queen」というクラブ。大晦日の夜を過ごす人たちの行列ができていました。

IMG_4249St Sylvestre Champs Elysees Club Queen .jpg

日本語が書いてありましたが、あまりこんな言い方はしないような・・・・

 IMG_4250St Sylvestre Champs Elysees queen.jpg

ジブリ映画が1月11日に公開されるようで、その看板もありました。

 IMG_4248St Sylvestre Champs Elysees.jpg

毎年、カウントダウンをシャンゼリゼで過ごす人が多いことから、

事故や事件が起こらないように警察や憲兵による警備体制も。

 IMG_4257St Sylvestre Champs Elysees polices.jpg

IMG_4270St Sylvestre Champs Elysees gendarmerie.jpg

 

さて2012年まであと10分ちょっと、という時間になってようやく

シャンゼリゼ大通りがホコ天になり、みんなが繰り出してきました。

 IMG_4264St Sylvestre Champs Elysees.jpg

IMG_4266St Sylvestre Champs Elysees.jpg

IMG_4290.jpg

そして2012年になると 「ボナネーBonne Année(あけましておめでとう)!!」

といってそれぞれが持ち寄ったシャンパンをあけて乾杯します。

 IMG_4294Fouquets.jpg

フーケッツ(Fouquet's)の電光掲示板もボナネー!

 

ちなみに、この日は警戒態勢のためかすでにコンコルド広場の

大観覧車は20時で営業終了。なので、観覧車のイルミネーションも

ついていません。

それにもう時間も遅いのでクリスマス・マーケットもすべてしまっていました。

 IMG_4302Nouvel an marche de noel.jpg

 

IMG_4305Metro free.jpg

 

なお、パリ交通公団(RATP)が運営する

パリ市内の地下鉄、パス、トラム、

そして郊外のRER(高速郊外鉄道)は、

12月31日17:00~1月1日12:00

まで、無料で乗ることができます。

こちら、改札入り口で見た手書きの張り紙。

「FREE GO!(無料 どうぞ) 」

 

 

IMG_4304Metro Free.jpg

チケットなしで地下鉄に乗れるとはうれしいですね!

IMG_4297Nouvel an Champs elysees financaille.jpg 

偶然シャンゼリゼで出くわしたのですが、日付がかわって大通りの真ん中で、

男性が女性に指輪を渡してプロポーズしているカップルがいました!

 

女性はその指輪を受け取り、めでたくプロポーズ成立!!

末永くお幸せに~~。

 

 IMG_4309Champs Elysees.jpg

さて年は変わって2012年元旦。朝10:00過ぎのシャンゼリゼ。

 IMG_4311Champs Elysees.jpg

人がほとんど歩いていません。。。

 IMG_4316Champs Elysees.jpg

車もほとんど通行しておらず。。。

全く静かな年明けとなったのでした。 

 

フランス人は一般的にクリスマスは家族で過ごす人が大半ですが、

大晦日は逆にお友達と集まって楽しく過ごし、夜遅くから早朝まで

起きている人がほとんどだそうです。

 

そのため、1月1日の朝の町は静かそのもの。

 

また美術館もルーヴルやオルセーをはじめ、大体のところが閉まりますが、

今年はオランジュリー美術館とケ・ブランリー美術館が1月1日は開館していました。

 IMG_4306Orangerie.jpg

モネの大作「睡蓮Nymphéas」で有名な、コンコルド広場に面した

チュイルリー公園にあるオランジュリー美術館

 

いつも多くの観光客で長い行列ができているのに、今日は全く人がいなくてびっくりしました。

 IMG_4322Musee Quai Branly.jpg

そして、エッフェル塔に近いブランリー河岸(ケ・ブランリー)に2006年、開館した

ケ・ブランリー美術館。アフリカ・アジア・オセアニア・アメリカの各大陸から集められた

約30万点にも上る作品がコレクションされている美術館で、斬新な建物の造りが話題になりました。

IMG_4323Musee Quai Branly.jpg IMG_4324Musee Quai Branly.jpg

2012年1月29日まで、特別展のひとつで「SAMURAI」が開催されています。

 IMG_4330Samurai.jpg

特に江戸時代の武士が使用していた兜、衣装、刀などが展示されていて、日本に

いてもあまり実際に見ることのないコレクションの数々に驚きました。

 IMG_4328Samurai.jpg

 

IMG_4335Samurai.jpg

毎月第1日曜日は上記美術館をはじめ、ルーヴル美術館、オルセー美術館も無料で見学できます。

 

★ケ・ブランリー美術館の情報はこちら (仏語)

★オランジュリー美術館の情報はこちら (日本語あり)

 

 

 

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