投稿者:tamisan

深夜まで開館の文化施設、ラ・ニュイ・デ・ミュゼ LA NUIT DES MUSEES

 

毎年5月半ば、フランスの主な美術館や博物館といった文化施設が深夜まで開館し、夕方から常設展(美術館によっては特別展も)が無料になる年に1回の一大イベント、ラ・ニュイ・デ・ミュゼ(LA NUIT DES MUSEES)が、2013年5月18日~19日の週末に行われました。

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正式にはフランスだけではなくヨーロッパ全体で行われるイベントで、対象となる美術館は全部で約3,000ヶ所。フランスでは1,300ヶ所にも及びます!!

 

このミュージアム・ナイトは、今年2013年で第9回目。

フランス文化・コミュニケーション省が中心となり、入場料の無料化、ガイド付き見学、様々なイベントやコンサートを文化施設の中で同時に開催することで特に若い人々を対象に、またその他の人々にも気軽に文化に親しんでもらおうという目的で、2005年から始まりました。

 

2013年はルーヴル、オルセー、オランジュリー美術館といった国立の文化施設を中心に、パリとその周辺の地域で150ヶ所の文化施設がこのニュイ・デ・ミュゼに参加したんだそう!

 

だいたい真夜中0時~午前1時くらいまでオープンしていますので、普段なかなか文化施設に足を運べない人も十分楽しめるのがうれしいですね。

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そこで、長らく足を運んでいなかったパリの北東部、ラ・ヴィレット公園Parc de la Villetteにある音楽博物館Musée de la Musiqueへ行ってみました。

 

このラ・ヴィレット公園は、旧食肉市場の跡地に都市計画の一環として整備された多目的公園で、1986年開館の産業・科学博物館がある産業都市Cité des Sciences et de l'Industrieと、音楽博物館Musée de la Musiqueやパリ国立音楽院Conservatoireのある、1995年に整備された音楽都市Cité de la Musique、の二つに分かれています。

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地下鉄5番腺、Porte de Pantin駅を降りると、このように音楽博物館が目の前に!

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そしてこちらは、2009年のテレビ放送で大人気を博した「のだめカンタービレ」で、主人公の<のだめちゃん>が"学んだ"コンセルヴァトワール(パリ国立音楽院)。

日本からの留学生も多いので、この名前をお聞きになった方も多いことでしょう。

 

スタッフ・ブログ、2009年12月25日2009年12月28日に「のだめカンタービレ」にちなんだ記事を紹介していますので、どうぞご覧下さい!

 

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この音楽博物館は1997年にオープン。

17世紀から現代までの約1,000点もの楽器の数々が、2,000㎡の展示室に年代別に紹介されており、ヘッドホンを通して実際にその楽器の音を聞くことができるので、音楽好きの方には是非とも、足を運んでいただきたい場所です。

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18世紀のハープ。

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19世紀のピアノ。

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そしてこちらはあのピアノの詩人、フレデリック・ショパンが1839年~1941年の2年間に所有していたとされるピアノまでありました!!

 

 

さて、ニュイ・デ・ミュゼでは各施設で様々なイベントが行われますが、こちら音楽博物館ではサクソフォン、コントラバス、電子ピアノのトリオのコンサートが行われていました!

 

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しかも電子ピアノ演奏者は日本人!

 

常設展示の一角がコンサート会場へと早変わりし、展示を楽しみながら、もしくはこうして地べたに座り込んで、ジャズ・ミュージックに聞き入る人々。

親切にクッションまで用意してくれて、地べたに座っても痛くないのがうれしいですね!

 

現在、映画音楽をテーマとした特別展がこの音楽博物館で行われていることもあり、20時から約40分間、主にアメリカのジャズを中心に行われたミニ・コンサート。

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5月半ばにフランスへご旅行なさる方は、ぜひこの<ラ・ニュイ・デ・ミュゼ>の情報をチェックしてみてください。

 

忘れられないご旅行の思い出になること、間違いありません!!

 

 

★ラ・ニュイ・デ・ミュゼの公式サイト http://www.nuitdesmusees.culture.fr/

★音楽都市の公式サイト http://www.citedelamusique.fr/

 

投稿者:tamisan

祝10周年!シャルトル・アン・ルミエール2013 Chartres en Lumières, les 10 ans de l'événement

 

これから夏にかけて、歴史的建造物の様々なライトアップイベントが予定されています。

 

パリから南西へ約90km、「シャルトルの青Le Bleu de Chartres」と呼ばれる、そのステンドグラスの美しさで有名なシャルトル大聖堂では、2013年4月13日から「シャルトル・アン・ルミエールCharters en lumières」が始まりました!

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シャルトル・アン・ルミエールとは<光に照らされたシャルトル>を意味し、シャルトル大聖堂、シャルトル美術館、サン・タンドレ教会、サン・ピエール教会、ウール河にかかる橋、街の通りといった、シャルトル市内の29の史跡や観光名所が、音楽とともにライトアップされるイベント。

IMG_8387Chartres en lumiere ecran.jpgこのシャルトルのイルミネーション・イベントは、今年で10周年!

 

約5ヶ月の間毎晩、日暮れから真夜中にかけて幻想的な夕べを楽しむことができるのです。

 

 

まずは何をおいても、このノートルダム大聖堂。

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フランス・ゴシック建築を代表するこの大聖堂は、11世紀にフルベールFulbert司教によって建築。

このフルベール司教にオマージュを捧げ、大聖堂正面にはこのような銅像もあります。

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1194年の火災で大聖堂の多くの部分が焼失してしまいましたが、正面両端の2つの鐘楼、正面入り口の3連のステンドグラス、南側の尖塔は類焼を免れ1230年頃、大聖堂の再建が完成しました。

 

正面と南北のポルタイユPortail(門)の美しさは、一際目を引くものがありますね。

 

北のポルタイユ。

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南のポルタイユ。

IMG_8314Chartres Cathedrale portail sud.jpgこのノートルダム大聖堂は1979年にユネスコ世界遺産に指定されており、その標示パネルももちろんこの通り!

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そしてなんといっても、素晴らしい輝きを放つステンドグラスの数々。

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12世紀から20世紀にかけて作られたステンドグラスは全部で176枚、総面積2,600㎡にもおよび、描かれた人物は5,000人以上とか!?

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12世紀の傑作、「美しいガラス窓の聖母Notre Dame de la Belle Verrière」

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大聖堂入り口にある、大聖堂最古の3連のステンドグラス。

 

ゆっくりと時間をかけて、光とともに変化するステンドグラスの世界を是非、堪能してください!

 

 

さて、シャルトルを訪れたのは5月初旬。

 

この時期パリの日没は21時10分くらいなので、ライトアップ開始はだいたい22時前後から。

 

「シャルトル・アン・ルミエール」のはじまりで~~す!!

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北のポルタイユ↑。

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南のポルタイユ↑。

 

なお大聖堂正面はライトアップは、一時的に中止されていていました。うーーーん、残念!

 

そして大聖堂横のシャルトル美術館Musée des Beaux Arts↓。

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サン・ピエール教会Eglise St Pierre↓。

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ウール河にかかる橋と旧洗濯場Lavoir au bord de l'Eure↓。

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サン・タンドレ教会Collégiale St André↓。

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こちらは、様々な模様に七変化!

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いかがですか?

 

パリから列車で1時間、アクセスも便利なシャルトル・アン・ルミエールへ是非お越し下さい!

 

 

★シャルトル・アン・ルミエール公式サイト   http://www.chartresenlumieres.com/

2013年4月13日~9月21日の毎晩、日暮れから真夜中まで。

 

★シャルトルでの恒例ライトアップイベント(日本語)  http://jp.rendezvousenfrance.com/ja/news/40012

 

投稿者:tamisan

シャンパーニュ地方の中心都市、ランス Reims, une âme, des pierres et des bulles!

 

前回2013年4月4日の記事でご紹介した「シャンパンの里、エペルネー」、から北へ約25kmのところにあるランスReims。

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途中には、シャンパン街道というシャンパンを作り出すブドウ畑が一面に広がり、その看板もご覧の通り!

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エペルネーからフランスの田舎道をドライブして到着したランスは、シャンパーニュ地方の中心都市。

 

ガリア・ローマ時代にはローマの属州、ベルギーの首都であり、5世紀末にこの地でフランク王国を統一したクロヴィスClovisが洗礼を受けて以来、19世紀のシャルル10世Charles Xまで、歴代の多くのフランス国王がここのノートルダム大聖堂で戴冠式を行ってきたことから、政治的にも宗教的にも重要な都市として位置づけられてきました。

 

その中には1429年、フランス国王シャルル7世Charles VIIの戴冠式を実現させた、ジャンヌ・ダルクの功績も忘れることはできません。

 

その後、第二次世界大戦ではドイツ軍の占領を受け多大な被害を受けましたが、1945年5月、ヨーロッパでの第二次世界大戦集結にいたったドイツ降伏条約が調印された場所でもあります。

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そのランスの見どころは、なんといっても13世紀のゴシック建築の最高傑作といわれるノートルダム大聖堂。

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この大聖堂、実は4世紀に着工されたものの1210年の火事で焼失。

 

翌年の1211年、礎石が築かれた後1285年に内部が完成。

 

15世紀には塔が建てられたものの、1481年には再び火災で屋根組みが焼失。現在の大聖堂は、18世紀にようやく完成したものだそうで、なかなか波乱万丈な歴史をたどっているんですね・・・

 

 

この天使の微笑み像からは、とうてい想像がつきません。

 

 

 

 

 

 

 

正面の外見同様、内部も見事な左右対称となっています。

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そして祭壇背後には1974年、シャガールが手がけた深い青色のステンドグラスがあり、光によって微妙に青色が変わる美しさに圧倒されます・・・

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シャガールはそのステンドグラスの中で、ジャンヌ・ダルクが列席して行われたシャルル7世の戴冠式の様子も表現しています。

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2013年7月21日まで、パリのリュクサンブルグ美術館でシャガール展が開かれています。

 

2013年4月23日のスタッフ・ブログ「パリでおススメの展覧会」でご紹介しましたので、是非こちらもどうぞ!

 

 

シャガール作のステンドグラスのすぐ近くには、ジャンヌ・ダルク像も。

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ちなみに正面広場の一角にはジャンヌ・ダルクの騎馬像があり、いかに彼女がこの大聖堂で重要な役割を果たしたかが、よくわかりますね。

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そしてこちらは、フランスで活躍した日本人画家、藤田嗣治(ふじたつぐはる、1886-1968)がフランス国籍を取得後、1959年にカトリックへ改宗し、ここランスの大聖堂で洗礼を受けたことをしめす表示が。その後レオナールLéonardを名乗り、この地で永遠の眠りについています。

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このランスのノートルダム大聖堂は、1991年にユネスコ世界遺産に登録されています。

 

ランスへは、パリの東駅からTGVでたったの45分!

またヴーヴ・クリコVeuve ClicquotやポムリーPommery、G.H.マムMummといった多くの有名シャンパンセラーも見学可能。

 

パリから足をのばして、フランスの歴史を刻んだシャンパンの本場、ランスへお越し下さい!

 

 

★ランス観光局 http://www.reims-tourisme.com/

 

 

投稿者:tamisan

メーデーのスズラン Offrez du muguet, le 1er mai!

 

5月1日のフランスは、メーデーの祝日。

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このブログでおなじみとなった朝の情報番組、テレマタンTELEMATINのニュースでは、スズランの映像が。

 

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そう、こちらフランスでは、5月1日の祝日に幸福のお守りとして、大切な人にスズランを贈る習慣があるのです。

 

「そっか、じゃあ今日はマルシェ(朝市)に行くから、スズランも一緒に買ってこよう!」というわけで、近所のマルシェへ行く途中に、まずはお花屋さんの前を通ると・・・

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ご覧の通り、スズランが所狭しと並んでいました!

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とってもかわいいですよね。。。

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IMG_8251Fleuristes muguet.jpgスズランと組み合わせて、このようにきれいなブーケもありました↑。きっと、贈り物として買い求める人も多いことでしょう。

 

で、マルシェへ行く道すがら、即席のスズラン売りの人たちをあちらこちらで見かけるではありませんか!?

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テレマタンのニュースによると、今日5月1日は特別に一般の人もスズランを街頭で売ってもいい日なんだそう。

 

ただ、お花屋さんとの距離を40m以上あけなければならない、という決まりがあるとか!?

 

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そしてマルシェの入り口には、フランス赤十字CROIX ROUGE FRANCAISEの人たちもスズランを売っていましたよ!

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1本2ユーロ、小さな鉢2本入り3,5ユーロ、3本入り5ユーロ。

 

売上金はもちろん、フランス赤十字の活動に使われるということなので私も1本購入しました。

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さて、5月1日祝日のマルシェはやはり普段よりは若干買い物客は少ないものの、お店は普通どおりに出ていましたよ。

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そうそう、フランスに春を呼ぶ代表的な野菜といえばやはりアスパラですね。

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日本のアスパラと比べるとだいぶ太くて、長さ約20cm、直径1cmくらいのものが多いです。

IMG_8242Marche asperges blanches.jpgアスパラの中でも、特に白いアスパラは高級食材とみなされていて、こちらのフランス、南西地方で栽培された白いアスパラ↑は1kgあたり9.95ユーロ。日本円では1,250円くらいで、お値段もやっぱり高級でしょ?

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その隣には緑のアスパラが並べられていましたが、こちらは1kgあたり2.95ユーロ(約370円)。

せっかくなので、春のお野菜もゲット。

 

そしてなんと!近くのパン屋さんに寄ってみると・・・

IMG_8249Boulangerie gateau muguet.jpgスズランのデコレーションつきのケーキが!?

 

 「今日だけの限定デザートよ」というマダムの言葉に、1個買って帰りました(限定品に弱い私・・)。

 

ちなみに、このケーキの名前を聞いたら「ガトー・デュ・プルミエ・メ GATEAU DU 1ER MAI」。

 

 「5月1日のケーキ」って、そのままの命名でとっても単純なんですけど・・・(苦笑)。

 

買い物を終えて家に帰り、さっそく記念撮影開始!

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「ガトー・デュ・プルミエ・メ」

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「白いアスパラ ASPERGES BLANCHES」

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そしてスズランとガトーのツーショット。

 

 

パリからの春便りでした!

 

 

 

投稿者:tamisan

パリでおススメの展覧会 Paris Haute Couture, Chagall, Tour de France, Paul Jacoulet

 

そろそろ日本ではゴールデンウイークを迎えるにあたり、この連休を利用してフランスへ観光にいらっしゃる方も多いことでしょう。

 

そこで、パリで現在行われているおススメの展覧会をいくつかご紹介します。

 

こちらはセーヌ右岸、ノートルダム大聖堂から程近い場所にあるパリ市庁舎Hôtel de Ville de Paris。

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もともとは12世紀、河川交通の発達によリ商売の手を広げていった裕福な商人たちが集まる場所として建設されたのが始まりとされ、その後16世紀にパリ市庁舎となり、17世紀にルイ13世のもと重厚なルネサンス様式の建物が完成しました。

 

1789年のフランス革命からしばらくは、パリの自由の象徴となっていたこの市庁舎でしたが1871年、労働者階級が主導する自治政権、パリ・コミューンのもと政府と市民の激しい対立により焼失。

現在の市庁舎は1873年から1882年という、短い期間に再建されたものです。

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その市庁舎では、年に数回ほど特別企画展が行われますが、2013年3月2日~7月6日まで「Paris Haute Couture-パリ・オートクチュール回顧展」が開催中。

 

企画展はすべてパリ市の主催で、入場料はタダ!

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オートクチュールHaute Coutureとは、フランス語で「高級な(haute)」と「裁縫(couture)」を組み合わせた呼び名で、<特注の仕立て服、高級裁縫店>という意味。

 

 

1945年にこの名称が公認されたそうで、この「オートクチュール」と呼ばれるための資格を得るためには、パリの高級仕立て服組合に所属し、1年に最低2回のコレクションを開催、30種類以上の新しいモデルを発表することが義務付けられています。

 

このパリ独特の文化とも呼べる<オートクチュール>は、クリエーターと何千人もの職人の手によって守られて現在に至り、今回の展覧会ではその変遷を、デッサンや写真、ビデオ、また100点以上の衣装を一堂に集めた素晴らしい世界が広がります。

 

残念ながら、内部は写真厳禁。

かなりごっつい感じの監視員のおじさまたちがたくさんいて、見まわりをしています・・・

 

クリスチャン・ディオール、シャネル、ランヴァン、ピエール・カルダン、イヴ・サン・ローランといった世界に名だたるデザイナーの貴重な作品は必見です!!

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人気があるので、ご覧のようにいつも長い列で待ち時間も1時間なんてこともざら。

4月12日付ル・フィガロLe Figaroによると、3月2日のオープンから1ヶ月ちょっとで、すでに50,000人もの来場者があったそう!

なるべく朝早く行かれるといいですよ。

 

 

そしてパリ市庁舎からノートルダム大聖堂のあるシテ島を過ぎて、セーヌ河を渡った左岸にあるリュクサンブール公園。

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25haの面積に大きな泉や噴水、そして季節によって様々な美しい自然を楽しめるパリジャン憩いの場所ともなっているこの公園にあるリュクサンブール美術館では、2013年2月21日~7月21日まで、シャガール展が開かれています。

 

このリュクサンブール美術館は、1750年にフランスで初めて一般公開された美術館。

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現在、フランス国会上院SENATの場所となっているリュクサンブール宮Palais du Luxembourgの横にたち、ここは企画展専門の美術館。年2回ほど開かれる特別展は人気が高く、いつも長蛇の列が。

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1887年、ロシアの敬虔なユダヤ教徒の家庭に生まれたマーク・シャガールMarc Chagallが生きた時代は、第一次世界大戦、ロシア革命、第二次世界大戦と激動の歴史をたどったことから、彼の多くの作品には人間の悲哀や幻想が描かれ、また聖書をテーマに愛や結婚などを題材とした作品を多く残しています。

 

今回のリュクサンブール公園でのシャガール特別展では、「戦争と平和」をテーマに100点以上の彼の作品を一堂に集めた、シャガールファンにはたまらない展覧会となっていますよ。

 

またシャガールは20世紀半ばごろからステンドグラス製作も手がけ、パリから東のロレーヌ地方にあるメッスの大聖堂や、シャンパーニュ地方のランスの大聖堂に飾られています。オペラ座(ガルニエ)の天井画を描いたことでも良く知られていますね。

 

そしてな~んと!リュクサンブール公園の野外美術館を発見!!

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2013年6月29日から、1ヶ月にわたって熱い戦いが繰り広げられる自転車ロードレース、ツール・ド・フランス。

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今年は第100回の記念大会ということもあり、その宣伝もかねて公園外の柵に、歴代のツール・ド・フランスのパネルが飾られているんです。

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こちらは第100回記念大会のコース地図。

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ツール・ド・フランス史上初めてコルシカ島がレースに組み込まれ、2013年7月21日のシャンゼリゼ大通りのゴールまで、1ヶ月の走行距離3,500km、190ヶ国でTV中継。手に汗握る戦いが繰り広げられますよ!

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このパネル展示は2013年7月27日まで。

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こちらも必見です!

 

そして最後にセーヌ河左岸、エッフェル塔の近くに2006年オープンのケ・ブランリー美術館Musée du Quai Branly。

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アフリカ・アジア・アメリカ・オセアニアの各地から集められたプリミティブ(原始)アートのコレクションとして、パリの新名所となりました。

IMG_7978Musee du Quai Branly expo Paul Jacquet panneau.jpg2013年2月26日~5月19日まで行われている特別展、フランス人浮世絵師ポール・ジャクレーPaul Jacouletの浮世展(L'Univers flottant de Paul Jacoulet)。

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フランス生まれのポール・ジャクレ(1896-1960)は、フランス語教師として東京へ赴任した父について1899年に家族で来日。そして日本の小中学校に入学し、一時期フランスで数ヶ月を過ごしたものの、生涯の大部分を日本で過ごして日本文化に没頭。書道や浮世絵を学びました。

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ゴーギャンの作品に影響を受けて、太平洋戦争が勃発する前のミクロネシアへ旅行したときの素描や、そこでの滞在の経験を元に製作した浮世絵が展示作品の主要となっており、今回、祖国フランスで初めてとなる特別展は、ジャクレーの養女が彼の遺作をケ・ブランリー美術館へ寄贈したことから実現しました。

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主な説明はこのように日本語で書かれていますので、とっ~ても便利。

淡い色調とエキゾチックな題材で、私自身このジャックレーを知りませんでしたが、十分に彼の作品に引き込まれました。

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日本では「青い眼の浮世絵師」として紹介された雑誌のパネルもこの通り!

 

このポール・ジャックレーの浮世展は2013年5月19日まで。

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私のイチオシです!

 

★パリ市庁舎 「オートクチュール回顧展Paris Haute Couture」

http://www.paris.fr/haute-couture

2013年3月2日~7月6日。10:00~19:00(日、祝日を除く)。入場無料

 

★リュクサンブルグ美術館 「シャガール展」 http://www.museeduluxembourg.fr/

2013年2月21日~7月21日。11ユーロ(通常料金)、5月1日休み。

10:00~19:30(火~木・土)、22:00(月・金)、9:00~20:00(日)

 

★ケ・ブランリー美術館 「ポール・ジャクレーの浮世展」 http://www.quaibranly.fr/

2013年2月26日~5月19日。常設展+特別展ー10ユーロ。

11:00~19:00(火・水・日)、11:00~21:00(木・金・土)

月曜、5月1日、12月25日休み