投稿者:tamisan
ローヌ・アルプ地方で楽しむラベンダー
毎年6月から7月にかけて、畑一面紫色のラベンダーに染まった素晴らしい景色を楽しむことが
できる南フランス。「ラベンダー=プロヴァンス地方」と思ってらっしゃる方が多いと思いますが、
実はローヌ・アルプ地方でもラベンダーを楽しめる地域があるのをご存知ですか?

(C) RA Tourisme/P.Blanc
ローヌ・アルプ地方はフランス南東部、スイス・イタリアに接し、フランスで2番目に大きい面積です。
この地方は8つの県(Département)に分かれ、一番南に位置するドローム(Drôme)県は、
アヴィニョンを中心都市とするプロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール地方と隣り合っていて、
実はこのドローム県の南部が南フランスへの入り口なのです!
ヴァカンスや太陽、穏やかな暮らしや時間が流れる「ドローム・プロヴァンサルDrôme Provençal」
には、山の麓にたたずむ小さな村、畑一面が紫に染まるラベンダー畑、銀色に輝くオリーブの木々、
赤く色づくブドウ畑と、季節によってその様々な彩りを楽しめるでしょう。
またここは、1995年にフランスで公開された映画 「プロヴァンスの恋(Le Hussard sur le Toit)」
の撮影舞台にもなりました。御覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。
映画はジャン=ジオノ(Jean GIONO)の小説が原作ですが、彼はこの地を「ラベンダーが空と
大地を香りで満たし、光や影と戯れている」と表現したそうです。

ラヴェンダー畑やブドウ畑をサイクリングで楽しむ人たち。 (C)RA Tourisme/P.Smit
さて、話をラベンダーに戻しましょう。
ドローム県の中心都市、ヴァランス(Valenceー「PICピック」という女性シェフの三ツ星レストランで
有名です)から南へ約75kmのところにある小さな村、グリニャン(Grignan)をご紹介します。

(C) RA Tourisme/P.Fournier
いかがですか?グリニャン城とラベンダーの素晴らしいコラボレーション!!
このお城はもともと要塞として中世に建てられ、16世紀にはフランス南東部で最大のルネッサンス
建築様式となりました。フランスの書簡作家、セヴィニエ夫人(Mme de Sévignié)がこのお城
に何度もやってきて滞在したことでも知られています。
現在お城の中ではルイ13世、ルイ14世時代の家具などが展示されており、演劇やコンサート
なども開かれています。
★グリニャン城(2011年4月現在)
オープン時間:9:30~12:00、14:00~18:00
(火曜、11月1日~3月31日、12月25日&1月1日を除く)
料金:5.5ユーロ(18歳以上)

グリニャン城の上空写真 (C)ATOUT FRANCE/R-Cast
ところで日本人にもなじみの深いラベンダーですが、ラヴァンディンという名前を聞かれたことは
ありますか?

ラベンダーは800m以上の高地で乾燥地帯に生息し、
16世紀頃からすでに薬用植物として使われていました。
1ℓのエッセンスオイルを得るには、およそ130kg(!)
ものラベンダーを必要とするそうです。
近くで見ると、鮮やかな紫の色がとても
印象的です!
(C)RA Tourisme/P.Blanc
それに対しラヴァンディンは800m以下の比較的低い土地に見られ、ラベンダーの交配種によって
1950年頃から栽培が始まったそうです。ラベンダーに比べてとても強い香りを持っているため、
におい袋や石鹸などに使われています。1ℓのエッセンスオイルに必要な量は約40kgなので、
ラベンダーと比べて少ない花でより多くのエッセンスが採れる、ということになりますね。


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「Fleurs de Lavandin」は”ラヴァンディンの花”
という意味です。
(C) ATOUT FRANCE AU JAPON
★ドローム県(L'Agence de Dévéloppement Tourisme de la Drôme)の情報はこちら
★グリニャン(Office de Tourisme du Pays de Grignan)の情報はこちら
★ローヌ・アルプ地方観光局(Rhône-Alpes Tourisme)の情報はこちら














