投稿者:tamisan

オランド新大統領就任 PASSATION et INVESTITURE 2012

 

2012年5月15日(火)、フランソワ・オランド新フランス大統領が誕生しました。

第5共和制のもと、第7代フランス大統領となります。

 

2012年5月6日の第2次投票での勝利から約10日。

 

フランス時間午前10時、フランス大統領府のエリゼ宮でサルコジ旧大統領との政権交代儀式に臨んだ後、シャンゼリゼ大通りを通り凱旋門へ向かった新大統領は、その下に眠る無名戦士の墓へ花束をささげました。

 IMG_7221Champs Elysees Arc de Triomphe vec Drapeaux Francais.jpg

たまたま昨日通りかかったシャンゼリゼ大通り。

両側のマロニエの木々に、トリコロールの旗が掲げられていて準備は万端。

 IMG_7264Champs Elysees.jpg

1日たって今日のシャンゼリゼ。

もちろん車は通行止め。

 

昨日は非常に天気が良くて気温も高かったものの、今日の就任日は一転、曇りがちで気温も昨日より10℃近く低くなり、今にも雨が降りそうな雲行きに・・・

IMG_7269Militant Hollande avec drapeau .jpgちょうど国旗を持ったムッシュが大統領の到着を待っていたので、その横にお邪魔することに。

 IMG_7283Cortege avec drapeau.jpg

フランス国旗とシャンゼリゼのコラボレーション、いい写真が撮れそうです!

IMG_7277Garde Republicaine.jpgちょうど12時頃、凱旋門から約1,8km離れたエリゼ宮を出発したオランド新大統領ご一行がやってきました。

IMG_7278Garde Republicaine.jpg

見てください!このすばらしい衛兵隊!!

 

これはガルド・レピュブリケン(GARDE REPUBLICAINE)と呼ばれ、こうした大統領就任や重要な国家行事で活躍します。

7月14日のフランス革命記念日で、シャンゼリゼ大通りを行進する姿をご覧になった方も多いのではないでしょうか?

 

このオランド大統領就任では、240頭の馬が憲兵を乗せて大統領をエスコートしたそうですよ。

 IMG_7280Francois Hollande avec Cortege.jpg

そしていよいよオランド新大統領のお目見えです。

 IMG_7281Francois Hollande up.jpg

ちょうどその数分前から降り出した激しい雨もかかわらず、手を振ってシャンゼリゼに集まった人たちに挨拶をする大統領。

 IMG_7282Francois Hollande derriere.jpg

あっという間でしたが、なんとか頑張って写真を撮ることができました。

 

 IMG_7290Retour Garde Republicaine.jpg

そして凱旋門の下に眠る無名戦士の墓へ花束を手向けた後、シャンゼリゼ大通りを今度はコンコルド広場に向けて行進、エリゼ宮へお戻りです。

 IMG_7301Retour de President.jpg

一時的でしたが雨が強かったためか、今度は車の中から窓を開けて手を振ってご挨拶。

 IMG_7302Retour de President en voiture.jpg

 

フランスにとって歴史的な1日となりました。

 

 

★フランス大統領選挙第2回投票最終確定結果についてはこちら 

(在日フランス大使館公式サイトー日本語)

 

 

投稿者:tamisan

オルレアンのジャンヌ・ダルク Jeanne d'Arc à l'Orléans

IMG_7006muguet.jpg

今日は5月1日。

日本はゴールデン・ウイークの真っ最中ですね。

 

フランスも5月1日はメーデー(FETE du TRAVAIL)で祝日。

フランスでは5月1日に、幸運のお守りとしてすずらんを親しい人に贈る習慣があります。

 

こちらのお花屋さん。

 

IMG_7004Happy offrez du muguet.jpgすずらんはフランス語で「ミュゲーMuguet」。

「5月1日、すずらんを贈ってください 1er mai, Offrez du muguet 」とのポスターが出ていました。

 

IMG_7007muguet.jpgすずらんの本数で値段が違いますが、3~15ユーロ(330円~1,650円)と幅があります。

かわいいすずらんの花が幸福をもたらしてくれるといいですね!

 

さて、話はかわりまして・・・・

 IMG_6860Statue Jeanne d'Arc.jpg

今年2012年はジャンヌ・ダルク生誕600周年。

 

1412年にロレーヌ地方のドンレミ・ラ・ピュセル(Domrémy-la-Pucelle)で生まれ、1431年ノルマンディー地方のルーアン(Rouen)で処刑されるまでのわずか19年という短い生涯の一人の少女が、15世紀の英仏百年戦争末期に、イングランド軍に包囲され陥落寸前のオルレアンの町を解放し、フランス軍を奇跡的な大勝利に導いた、フランスの国民的英雄です。

 

そのオルレアンはパリから南西へ約130km。

ロワール川右岸、ロワール古城めぐりの拠点となるトゥール(Tours)と同じサントル地方に位置します。

 IMG_6856Statue Jeanne d'Arc.jpg

こちらはマルトロワ広場(Place du Martroi)にたつジャンヌ・ダルク像。

 

1428年10月以降、イングランド軍に包囲されていたオルレアンにジャンヌ・ダルクが到着したのが1429年4月29日。その10日後の5月8日にイングランド軍が撤退、フランス軍を奇跡的な勝利に導き、オルレアンを解放しました。

 IMG_6859Statue Jeanne d'Arc.jpg

17歳とは思えないこの勇敢な姿に、「国民的英雄」と崇拝されるのも分かる気がします。。。

 

IMG_6853Maison de Jeanne d'Arc.jpg

ジャンヌ・ダルク像から約200m、ジェネラル・ドゴール広場(Place Général de Gaulle)に面して立つ木組みの小さな家が、「ジャンヌ・ダルクの家(Maison Jeanne d'Arc)」。

 

彼女は1429年4月29日から5月9日まで、オルレアン公財務官、ジャック・ブッセ(Jacques Boucher)の館に滞在。入り口扉の上に、その説明書きがあります。

IMG_6854Janne d'ARc a ete l'hote de Jacques Boucher, tresorier du duc d'Orelans du 29 avril au 9 mai 1429.jpg

 

こちらはオルレアンを走るトラム。

IMG_6852TAO transport d'Agglomeration orleaniase.jpgシックな色合いですね。

 IMG_6855velo.jpg

もちろん、環境に優しいレンタル自転車も備え付けてありました。

 

 

その広場からのびるジャンヌ・ダルク通り(Rue Jeanne d'Arc)は、オルレアンの街の中心地で様々なお店が並んでおり、その先に優美な姿でそびえたつサント・クロワ大聖堂(Cathédrale Saitnte Croix)が見えます。

 IMG_6846Cathedrale Ste Croix facade.jpg

訪れたときは4月半ばで、ちょうど5月に行われるジャンヌ・ダルク祭の準備中だったのでしょうか、

様々な旗がジャンヌ・ダルク通りに飾られ、風になびくその景色はかなり見ごたえがありました。

 

そしてこちらがサント・クロワ大聖堂。

 IMG_6833Cathedrale Ste Croix interieur.jpg

正面横には、ジャンヌ・ダルク生誕600周年を祝うイベント告知のお知らせが。

 IMG_6832Cathedrale Ste Croix affiche J.D'Arc.jpg

13世紀から建築が始まり16世紀初めに完成したものの、16世紀半ばに宗教戦争により破壊。

 

その後再建、修復を繰り返し、現在ではオルレアンのシンボルとなっているゴシック様式の大聖堂。

 IMG_6837Chapelle Jeanne d'Arc.jpg

大聖堂の中には、ジャンヌ・ダルク礼拝堂(Chapelle de Jeanne d'Arc)があり、ジャンヌ・ダルクを崇め、20世紀初めにジャンヌ崇拝を世に広めたトゥーシェ枢機卿(Cardinal Touchet)の像が置かれています。

 IMG_6841Vitreaux .jpg

美しいステンドグラスは、ジャンヌ・ダルクの生涯を描いたもの。

 IMG_6842Vitreaux.JPG

 

 IMG_6845Cathedrale Ste Croix exterieur.jpg

横から見たサント・クロワ大聖堂。

 

オルレアンをはじめジャンヌ・ダルクにゆかりのある都市では、2012年はいろいろなイベントが予定されています。

 

★ジャンヌ・ダルク生誕600年記念イベントに関してはこちら (日本語)

★オルレアンについてはこちら (日本語)

 

 

投稿者:tamisan

ワイン見本市 Salon des Vins des Vignerons Indépendants

 

先週末からパリは快晴の日が続いて最高気温が20℃を超え、もう初夏の陽気!

 IMG_6065Invalide.jpg

ナポレオンのお墓や敷地内に軍事博物館のあるアンヴァリッド(Hôtel des Invalides-廃兵院)。

太陽の強い光をうけて金色に輝くドームと、空の青さのコントラストが美しいですね。

 IMG_6066Deux Magots terrasse.jpg

まだ3月終わりだというのに、この春(いえ、初夏!?)の陽射しに誘われて

街中のカフェでは、テラスで食事やお茶を楽しむ人でいっぱいです。

 IMG_6067Le Bonaparte terrasse.jpg

 

3月25日(日)からは夏時間となり、日本との時差は7時間。

これからますます日が長くなります。

 

こうした天気が良くて気温の高い日が続くと、冷えた白ワインやロゼワイン、

シャンパンや発泡酒が恋しくなりますよね。

 

先週末3月23日(金)~26日(月)にかけて、小規模な畑をもつフランス全土の

ワイン製造業者(Vignerons Indépendants)による試飲・販売会が行われました。

 IMG_6047Espace Champerret.jpg

場所はパリの北西17区にあるエスパス・シャンペレ(Espace Champerret)という見本市会場。

地下鉄、パスといった公共交通機関でアクセスできます。

 IMG_6048 Enseigne vigneron23-26 mars.jpg

入場料は一人6ユーロ(割引3ユーロ)。

入場の際に試飲グラスを渡されるので、それを持ってイザ出陣。

ただ出展者からワインを購入した際、自分の連絡先を残しておくと

次のサロンの開催前に招待状が届くことが多いので、それを次回の

見本市に持参すれば二人までタダで入場できます。

 

 

入ってみて本当にびっくり!

 IMG_6056Stands.jpg

いったいいくつの業者がスタンド出しているの~~!!??

 IMG_6050Stands.jpg

見渡す限りワイン・ワイン・ワイン・・・・当たり前なのですが、この光景にはかなり圧倒されます。

 IMG_6064Plan.jpg

地図を見ても、ざっと200社くらいのスタンドはあるでしょうか・・・?

 

そもそも小規模な畑を持つこのワイン製造業者団体(ヴィニョロン・アンデパンダン)

は、フランス全土11の以下のワイン産地:

アルザス

ボルドー

ブルゴーニュ

シャンパーニュ

シャラント&コニャック

サボワ&ジュラ

ラングドック=ルシヨン

プロヴァンス&コルシカ

南西&アルマニャック

ロワール

ローヌ

のワイン製造業者の集まりで、それぞれの土壌からなるブドウの栽培、管理、収穫、ワインの醸造

と熟成、瓶詰め、出荷、商品化を手がけています。あまり普通のお店では販売していない、例えば

レストランや一部のワイン専門店などが直接、こうしたワイン製造業者から仕入れるような珍しい

ワインがずらりと勢ぞろいし、一般の人もこうしたワインを直接作り手から、ほぼ出荷価格で購入

できるとても貴重な機会なのです。

 

 IMG_6049Deguster les vins.jpg

「できたてのワインから長年熟成されたワインまで試飲できます」との看板が。

 

IMG_6053Stands.jpg 

さて、ずらりと並んだ作り手業者のスタンド。

地域、カテゴリーに関係なく、とにかくスタンドがご覧のように並んでいるので、

全部を限られた時間でまわって試飲するのは不可能!

 

自分なりに、「今回はボルドー」「今回はシャンパーニュ」とあらかじめ試飲地域を

決めていかないと、大変なことになります。

 IMG_6061Stands verre a decanter.jpg

またあくまでも試飲ーDégustationデギュスタシオン。

お目当てのワインをグラスに注いでもらい、色や香りを楽しんで味を確かめた

後は、各スタンドの足元においてあるバケツに吐き出すのが鉄則。

 

もったいない気持ちは分かりますが・・・でないと後で酔っ払って大変なことになります!

また水を持っていって、時々口を注ぐといいですよ。

 IMG_6052Deguster, c'est recracher.jpg

「試飲は吐き出すこと」との親切な注意書きも。

 

会場を回っていると、あれ?花が飾ってある・・・

 IMG_6059Sakura et bouteilles.jpg

よーく見たら、なんと本物の桜でした!

桜には、特級格付けワイン・グランクリュ(Grand Cru)の名前が。

 IMG_6058Sakura.jpg

こんなスタンドのデコレーションもあるんだ~~ど感心。

 

会場には、”ワインと一緒にどうぞ”ということなのでしょうか、フォアグラやマカロンの販売も。

 IMG_6057Foie Gras Dordogne.jpg

IMG_6060macarons.jpg

 

フランス人のワイン愛好家は、定期的に開かれるこのワイン見本市を楽しみにしている人も多く、

ケース単位で購入していく人が目立ちます。

その持ち運びに必要なのが、この荷物カート(フランス語ではシャリオーChariot)。

IMG_6062Chariot avec cartons.jpg箱ごと購入したら、こうして紐でとめガラガラ引いて会場を後に。

 

フランス・ワインの多様さと奥深さを改めて感じた見本市でした。

 

 

★小規模ワイン製造業者(Vignerons Indépendants)の情報はこちら (仏語・英語)

★フランスのワインをめぐる旅の情報はこちら (日本語) 

 

投稿者:tamisan

ナントへの旅 Le voyage à Nantes (2)

 

ナントは、ロワール川の河口に位置する港町。

その立地から、昔から造船業や漁業が盛んでナントの重要産業となっていました。

 

ところが1980年代から徐々にこうした産業が衰退していくにつれ、ナントの町も

以前の活気を失ってしまいました。

IMG_4778Les Machines de l'Ile enseigne.jpgそこで、「文化でナントの町を元気付けよう!」と町全体が「文化で町おこし」

へと投資&様々なプロジェクトを実現していったのです。

 

1995年:「ラ・フォル・ジュルネLa Folle Journée」 クラシック音楽の祭典が開始。

1999年:「Lieu Unique リュ・ユニーク」建設。

      「LU-リュ」のビスケット工場跡に複合文化施設誕生。

2007年:「Les Machines de l'Ile レ・マシーン・ド・リル」オープン。

       機械仕掛けの象やそのアトリエが誕生、レ・マシーン・ド・リルとは”島の機械たち”の意味。

2007年~「Estuaire Nantes<>St Nazaire エスチュエール ナント<>サン ナゼール」

       ナントからサン ナゼールまでの約60kmのロワール河口地帯に、現代アートのオブジェを

       屋外、ロワール川沿いに展示。現在はこの河口(エスチュエール)地帯17ヶ所で22の

       オブジェを見ることができ、2012年夏には全部で29のオブジェがさらに並べられる予定。

 

 

ロワール川に浮かぶナント島(Ile de Nantes)は、もともと造船所工場や事務所があった

ところですが、10年前にナント市による”ロワール川中洲地区の再開発プロジェクト”によって

こうした文化施設が誕生、また現在でもさらに別の施設が建設中です。

こちらがその看板。

IMG_4814Ile de nantes enseigne.jpg

 

それでは最初に、今ではナントのシンボルとなった”動く象”がある「レ・マシーン・ド・リル」。

ちなみに訪れたときは2月初めでちょうど閉まっていたのですが、2012年2月11日からは

営業しています。

 

IMG_4789La machine de l'ile.jpg

IMG_4790.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、動く象さんはアトリエでヴァカンス中でした。

 IMG_4796La machine de l'ile elephant.jpg

しかしあらためて近くで見ると、ほんとうに大きい!

 IMG_4797La machine de l'ile elephant.jpg

IMG_4799La machine de l'Ile elephant.jpg

この象さんは高さ12m、幅8m、重さ50tで、後ろにあるのが象さんを動かしている機械。

大きなアトリエからこの巨大な象さんがひとたび外に出て、最大49人を乗せて島を歩く

光景は、実に見ごたえがあることでしょう。

 IMG_4798La machine de l'ile elephant.jpg

本当によくできています!!

IMG_4801La Fabrique.jpgこちらはアトリエ横にある音楽施設、「ラ・ファブリックLa Fabrique」。

 IMG_4811Le carrousel des mondes.jpg

現在工事中ですが、今年の夏には「海のメリーゴーランド Carrousel des Mondes Marins」

という新たなアトラクションが完成予定。

 

その少し先には、造船業で栄えたナントの町を思い起こさせる二つの巨大なクレーン。

 IMG_4813Grue Titane.jpg

 IMG_4820Hangar a banane.jpg

 

「エスチュエール ナント<>サン ラぜール」というイベントの一環として、この巨大な

二つのクレーンの間に設置された18のリング、「Les Anneaux レ・ザノー」。

 IMG_4819Les anneaux.jpg

IMG_4818Les anneaux.jpg

昼はこんな感じですが夜になると・・・

IMG_4924Les anneaux illumination.jpg IMG_4918Les anneaux illumination.jpg

美しいイルミネーション・オブジェと変化!!

 

ナント島にはこの「エスチュエール」関連のオブジェがいくつかあります。

 IMG_4824De temps en temps.jpg

こちらは、4時間後の天気を知らせてくれる「ときどき De temps en temps」。

昼でも明かりがついているのですが、あまり目立たないものの。。。

 IMG_4914Estuaire de temps en temps illumination.jpg

夜になるとはっきり天気がわかりますね。ちなみにこちらは晴れ。

 

IMG_4779L'absence.jpg

IMG_4780L'absence.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは「不在ーラブサンス L'absence」。

冬の間は閉まっていますが、暖かくなると中がカフェ・バーを営業したり、

カクテルやレセプションなどでスペースをレンタル使用することもできるそう。

 IMG_4786The Zebra Crossing.jpg

そしてこちらは「ゼブラ・クロッシング The zebra crossing」

たしかにシマウマを想像させるような外観ですね。。。。

 

 IMG_4783Velo enseigne.jpg

 ロワール川にそって整備された自転車

専用通路には、一定の距離でこうした

看板がたっています。

 

冬の凍るような寒さも

なんのその!

 

 

 

IMG_4782Velo.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタンドに残っているレンタル自転車の台数は結構少なくて、天気がいい日は

気温に関係なく自転車を利用するナント市民が多いことがわかります。

 

ナントは、フランス人が「住んでみたい街」のアンケートで常に上位を占める都市

ということは聞いていましたが、街がコンパクトで市民の生活に文化や芸術が

うまく調和し、どうしてナントがフランス人に人気のある街なのか、という理由が

今回の滞在で分かったような気がしました。

 

IMG_4934Le voyage a nantes brochure.jpg 

今年夏には、「ヴォワヤージュ・ア・ナント Voyage à Nantes(ナントへの旅)」 という

イベントの一環で、アート作品野外展示や特別展といった催し物が行われる予定だとか。

 

「文化」や「アート」によってさらに飛躍するナントへ、ぜひどうぞ!

 

 

 

★「レ・マシーン・ド・リルLes Machines de l'Ile」の公式サイトはこちら (英語)

★「エスチュエール ナント<>サン ナゼール」についてはこちら (仏語) 

★「ヴォワヤージュ・ア・ナントVoyage à Nantes(ナントへの旅)」については:

英語はこちら 

日本語はこちら 

 

 

投稿者:tamisan

震災から1年を迎えて 11.03.11 Un an après

 

2011年3月11日、東日本を襲った未曾有の大震災発生から1年が経ちました。

 

この1年、世界各国から日本の被災地域、また被災者の方々へ様々な形で支援を

いただき、日本人の一人としてこの場を借りて御礼申し上げます。

 

パリでも東日本大震災から1年になる3月には、様々な震災支援の催し物が

予定されています。

 

IMG_5700MCJP ensemble.jpg

IMG_5699MCJP.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはエッフェル塔からすぐ近く、セーヌ河岸に1997年に建設された

日本文化会館(Maison de la Culutre du Japon à Paris)。

 

入り口には、フランス語と日本語でこの1年にわたる様々な支援に

対する感謝の言葉が飾ってあります。

 IMG_5698seisme arigato.jpg

 

震災からちょうど1年になる3月11日までにパリで行われた催し物を、

ほんの一部ですがご紹介します。

 

 IMG_5704ND.jpg

まず3月9日、パリ・ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Paris)

では、東日本大震災のための夕べの祈りが厳かに行われました。

(ノートルダム大聖堂についてはこちらをご覧ください) 

 

 

”日本人のための夕べの祈りーVêpres à l'intention du peuple japonais”

と題し、17:45から始まったミサは、フランス人司祭のお言葉と日本人代表者の

挨拶の後、様々な儀式を経て1時間30分続きました。

IMG_5712Sado et Archipretre.jpg司祭と握手をする指揮者・佐渡裕さん。 

 

ノートルダム大聖堂の中はフランス人、日本人、また様々な国籍の人たちで

用意された席はほぼ満席に。 国を超えてノートルダム大聖堂で日本人のために

祈りをささげてくださり感謝の気持ちで一杯になりました。

 IMG_5715Sado.jpg

その後、佐渡裕さんと彼が率いるスーパーキッズ・オーケストラの弦楽部門のみなさんによる

ミニコンサートが続いて行われました。

 

震災で犠牲になられた方々にささげられたバッハ、そして「見上げてごらん、夜の星を」など、

クラシック音楽と日本音楽、静かに奏でられるその演奏の音ひとつひとつが、厳かな

ノートルダム大聖堂の空気の中に溶け込んでいく独特な雰囲気にとても感銘を受けると

同時に、この祈りが、1年を経てもなお不自由な生活を強いられている被災者の皆さん

に届いてほしい、と切に思いました。

IMG_5722Sado.jpg 

そして3月11日、東日本震災から1年の当日。

 IMG_5724Trocadero.jpg

エッフェル塔を真正面に望むトロカデロ広場(Place de Trocadéro)に面する

シャイヨ宮(Palais de Chaillot)横の広場で、東日本大震災で犠牲になられた

方々への追悼と復興への祈り、そして連帯の思いを伝える集いがありました。

 IMG_5728Trocadro.jpg

パリ在住邦人有志、代表のデザイナー・高田賢三(KENZO)さんの言葉に続き、震災発生時間

(日本時間14時46分、フランス時間6時46分)にあわせて1分間の黙祷、続いて献花台へ献花

と続きます。

 IMG_5736Depot de gerbe.jpg

日曜日の早朝でしたが、こちらもフランス人、日本人多くの方々がいらしていました。

 

そして15時からはパリのユネスコ本部で、佐渡裕さんと彼が率いる

スーパーキッズ・オーケストラ、また震災後に特別に結成されたジャポネード

(JAPONAIDE)オーケストラとコーラスによる特別コンサートが開催されました。

(パリのユネスコ本部に関してはこちらをご覧ください)

IMG_5737Sado concert kimono.jpgジャポネードのスタッフは、着物で来場者をお迎えします。 

 

”ジャポネード(JAPONAIDE)”とは、震災後にフランス国内外で活躍する様々な

職業の日本人が、被災者の方々へ「心の支援」を差し伸べたいと設立された

ボランティアによる非営利団体。

 

一人30ユーロのコンサート入場券は完売。

収益は全額、被災した子供たちのために寄付されるそうです。

 IMG_5741Conert expo.jpg

コンサート開演前には、会場ロビーで東北復興写真展が開催。こちらも

多くの来場者が、現在の被災地の様子を熱心に観ていました。

IMG_5742Concert expo.jpg IMG_5747Mot de Sado.jpg

佐渡裕さんの挨拶に続き、佐渡さん指揮の下、スーパーキッズ・オーケストラの

クラシック・コンサートが幕を開けます。

IMG_5749Concert .jpg

IMG_5762Concert Sado.jpg

 

またコンサートでは、2009年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人で

はじめて優勝したピアニスト・辻井伸行氏もリサイタルを披露。

 IMG_5767Tsuji.jpg

 

陸前高田市で、津波に会いながら奇跡的に助かった「宝来館」の女将、岩崎昭子さんも

”さくら”を手に持って壇上に登場。ご挨拶をされました。

 IMG_5763 Horaikan okami.jpg

 

さらに1995年生まれ、16歳のバイオリニスト、周防亮介(SUHO Ryosuke)さんは

チャイコフスキー:バイオリン協奏曲 ニ長調 Op。35をジャポネード・オーケストラ

(Orchestre JAPONAIDE) と披露し大喝采。

IMG_5774SUHO Ryusuke.jpg

 

コンサートの最後には、「故郷ふるさと FURUSATO-Nostalgie」の大合唱。

 IMG_5777Furusato.jpg

 

この「ユネスコ3.11佐渡裕コンサート」の模様は、3月18日(日)午前9時からテレビ朝日系列 

「題名のない音楽会」で放送予定ということなので是非、ご覧ください!

 

パリでも3月11日は、日本への鎮魂と祈りに包まれた1日となりました。

 

 

★佐渡裕311ユネスコ・コンサートについてはこちら

★ジャポネード(JAPONAIDE)についてはこちら

★ノートルダム大聖堂・東日本大震災の夕べの祈り、その他についてはこちら 

★パリ日本文化会館についてはこちら

(以上のサイトはすべて日本語)

 

 

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