投稿者:tamisan

ユネスコ世界遺産条約40周年 40ème anniversaire de la Convention du patrimoine mondial de l'UNESCO

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昨年は日本の小笠原諸島と岩手県の平泉が世界遺産リストへ登録され、かなり話題になりましたね。

 

観光や旅行の計画を立てるとき、観光地が世界遺産に認定されているかどうか

気になる方も多いのではないでしょうか?

 

そもそも「世界遺産」とは

”世界の文化遺産及び自然遺産の保護および普及を目的とする国際条約”

に基づき、

ユネスコ(UNESCOーUnited Nations Educational, Scientific and Cultural ogranization)

ー国際連合教育・科学・文化機関ーという国際連合の専門機関で毎年、世界遺産リストの登録場所が

最終決定されています。

 

そしてこのユネスコ本部はパリにあります!

 IMG_2160Place Fontenay.jpg

 

また「世界遺産条約」が、今年で40周年を迎えます。

1972年11月16日、ユネスコ本部で「世界遺産条約」が採択されました。

 

先日、このユネスコ本部で「世界遺産条約40周年」を祝う式典がユネスコ本部で開催され、

今年1年、色々な催し物が各国で行われる予定です。

 

パリ本部の会議場。

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40周年のロゴも映像に写っています。

 IMG_4680Unesco 40 ans.jpg

 

壇上で挨拶をする現ユネスコ事務局長のイリナ・ボコヴァ(Irina BOKOVA)氏。

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彼女はブルガリア人で、1999年から10年間、日本人として初めてユネスコ事務局長を務めた

松浦晃一郎氏の後任として2009年より現職についています。

 

なおユネスコ本部では定期的に展覧会などのイベントが行われており、関係者以外も入り口で

身分証明書(日本人観光客の場合はパスポート)を提示して、「●●のイベントを見に来ました」

と言えば、荷物チェックを受けた後に中へ入ることができるようです(ただ、イベントの内容に

よっては招待状がないと入れない場合もあります)。

 

さて、話を世界遺産に戻しましょう。

世界遺産には、

●文化遺産ー遺跡や建物などの普遍価値を持つもの

●自然遺産ー地形・景観・生物体系などに普遍的価値を持つもの

●複合遺産ー文化と自然二つの要素を兼ね備えた普遍的価値を持つもの

に分類され、1978年に初めて世界遺産リストに認定されたのが12件(文化遺産8、自然遺産4)。

 

2011年現在では、936件(文化遺産725、自然遺産183、複合遺産28)となっています。

 

パリにあるユネスコ本部は、エッフェル塔から歩いて約15分。

 

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フォントノワ広場(Place de Fontenoy)をはさんで、陸軍士官学校(Ecole Militaire)と

エッフェル塔がきれいに見えます。

 

この本部は1955年~1965年にかけて、3haの敷地に建てられました。

 

ユネスコは1946年に国際連合の専門機関として誕生し、現在本部か置かれている

土地はフランス政府がユネスコに寄付したものだそう。

IMG_2170Unesco entree.jpg建物はアメリカ人のマルセル・ブロイヤー氏、イタリア人のピエール・ルイージ・ネルヴィ氏、

フランス人のベルナール・ゼルフェス氏による3人の共同設計で、曲線が美しい現代設計

となっています。

IMG_2171Unesco entree pa neaux.jpg正面入り口にはUNESCOの看板が。

 

2164 Unesco golbe.jpgまた建物正面の反対側には、国連専門機関にふさわしく地球儀をかたどったオブジェが見えます。

IMG_2165Unesco globe.jpg 

もともとユネスコは、「教育・科学・文化の振興を通じて、過去の戦争の悲劇を2度と繰り返さない」

という概念のもと誕生し、ユネスコ憲章の前文には「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、

人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」と書かれています。

 

昨年秋のユネスコ総会でパレスチナの正式加盟が承認され、加盟国は195ヶ国になりました。

でもアメリカ合衆国とイスラエルがパレスチナのユネスコ加盟に反対し、分担金の支払い停止を

決定しました(アメリカだけで、ユネスコの通常予算の5分の1強になるそうです)。

 

いろいろユネスコにも難しい問題がありますが、2012年は世界遺産条約40周年という節目の年。

 

世界遺産を訪れる観光客の一人として、世界遺産の保護を通して環境、経済、社会の発展と

持続可能な発展に貢献できるようこれを機会に考えていければ、と思っています。

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ところで明日はバレンタインデー。

フランスでは、特に「愛の告白」をする日ではありませんが、恋人同士が花束や本、チョコレート

などを贈りあったり、レストランでディナーをしたりと一緒に過ごすことが多いようです。

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こちらはバレンタインデーが近づいたショーウインドーのデコレーション。

 

ちなみに、パリから南へ約270km。世界遺産の「ブールジュ大聖堂」があるブールジュ(Bourges)

近くには、サン・ヴァランタン(St Valentinーフランス語ではバレンタインのことをヴァランタンと

発音します)という人口300人にも満たない村があります。

バレンタインデーにちなんだ村おこしで、フランス以外からの観光客も増えているそうです。

 

 

UNESCO:国際連合教育科学文化機関

7, Place de Fontenay 75007 Paris

Metro:地下鉄6番線 Cambronne 又は10番線 Ségur

 

★国際連合教育科学機関(UNESCO)の公式サイトはこちら (英語)

★日本ユネスコ協会連盟についてはこちら (日本語)

★サン・ヴァランタン(St Valentin)村についてはこちら (仏語・一部日本語あり)