投稿者:tamisan

北野武さま 仏芸術文化勲章「コマンドゥール」受賞おめでとうございます

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                        ポンピドー・センターからのパリの眺め 

                        Hervé Le Gac@ATOUT FRANCE

 

うれしいニュースが飛び込んできました!

 

コメディアン・映画監督・俳優・画家といったマルチな才能を生かして、日本のみならず、現在では外国にもその名を知られている北野武さんが、3月9日、フランス芸術文化勲章の最高章「コマンドゥール」を授与されました。

 

1980年代の漫才ブームでは、「ビートたけし」の名で一躍有名となり、そこから活動の幅を徐々に広げた北野武さんは、近年では映画監督として様々な作品を手掛け、フランスでも「KITANO」の名前はかなり知られるようなりました。

 

実は北野武さんは、1999年に世界三大映画祭の一つ、「カンヌ映画祭」コンペ部門に、「菊次郎の夏」を出品し、フランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」をすでに授与されていらっしゃいます。

このフランス芸術文化勲章は、フランス文化省からフランスの国内外で文化活動に大きな功績を残した人物に授与されるもので、このたび北野武さんは、パリでミッテラン・フランス文化相より直接、勲章を授与されたそうです。

 

この芸術文化勲章は、シュヴァリエ(Chevalier)→オフィシエ(Officier)→コマンドゥール(Commandeur)と階級が分かれ、今回北野武さんが授与されたコマンドゥールは、最高位となります。

 

ところで、なぜ今、北野武さんがパリにいるのか、ですって??

 

もちろん、この授与式に参加されるということも大きな目的であったとは思いますが、3月11日からパリのカルティエ財団現代美術館(Fondation Cartier)と、ポンピドー・センター(Centre Geroges Pompidou)の2か所で、北野武さんの特別展と映画作品などの上映会が開かれるからなのです。

 

これからパリへ観光へいらっしゃる方は、是非、フランスで炸裂する「北野ワールド」を楽しんでみられてはいかがですか?

 

①「Gosse de Peintre, BEAT KITANO TAKESHI  絵描き小僧 ビート北野武 」

場所:パリ・カルティエ財団現代美術館(Fondation Cartier)

期間:2010年3月11日~9月12日

現代アートの斬新な企画展を中心としたこの美術館で開催される、北野武さん初めての展覧会です。「風刺やギャグ・イタズラ・夢などをつめこんだビックリ箱みたいな展覧会」と自身が抱負を語ったそうですが、彼の絵画作品のほか様々なオブジェ・装飾作品、またフランスではあまり知られていない、コメディアンや司会者として活躍する映像紹介も予定されています。

 

②「TAKESHI KITANO, l'iconoclaste  反逆児 北野武」

場所:ポンピドー・センター(Centre Georges Pompidou)

期間:2010年3月11日~6月26日

映画、ドキュメンタリーといった約40作品もの映像を通じて、自身がコメディアン、俳優、また映画監督として活躍した現在に至る軌跡を紹介し、そのうち約半数の作品は未公開のものです。3月11日の上映会初日には、北野武さんの講演会もあります。

 

 

投稿者:tamisan

パリ・マラソン(Marathon de Paris)体験記

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               2004年 パリ・マラソン完走メダル (模様は凱旋門とシャンゼリゼ通り)


2005メダル(300・255).jpg               2005年 パリ・マラソン完走メダル (模様はエッフェル塔)



東京マラソンをこの2月28日(日)に控え、ここ最近のジョギング・ブームは目を見張るものがありますね。

日本のジョギング人口は2,500万人に上るとも言われ、なんと日本人の約5人に一人がジョギング愛好者!



パリでも毎年4月にフル・マラソン大会が行われます。すでに33回の歴史を数え、日本人も数多く入賞を果たしているこの大会。


一切の交通を遮断して、あのシャンゼリゼ大通り・凱旋門前から42.195kmのパリを駆け抜けるランナー達の旅が始まります。




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投稿者:Oko

モニュメンタ MONUMENTAに行ってきた


本サイトでも紹介しているモニュメンタ(於・グラン・パレ、1月13日~21日まで)に行ってきた。グラン・パレは1900年のパリ万博のメイン会場として建てられた建物で、鉄骨とガラス張りのドーム屋根で知られ、現在はおもに企画展に使われている。その本堂を使って2007年より開催されているのが現代アートイベント、モニュメンタ。これまで2度の開催ともに海外アーティストの作品が続いたが、今回3度目にして初めて自国の現代アーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーに白羽の矢が立ち、彼の巨大なインスタレーションを展示する運びとなった。開催初日の前日12日夜には、国営放送France2や民放TF1の夜のニュースでもモニュメンタを大々的に取り上げており、期待して本日行ってみた。

ルタンスキーは「死者のモニュメント」でも知られ、その作品の多くがこの世から消えてしまった人びとの記憶に捧げられている。今回のインスタレーションのテーマは「Personnes」。直訳すれば「人間」だが、ボルタンスキーが伝えたいのは、彼のいつものテーマ「人間が生きた証やその記憶、死」だろう。


チケットを購入して本堂に足を踏み入れると、13500平米の広大なスペースには古着だらけ。ブロック毎に区切られた床には、男性もの、女性もの問わず様々な種類の古着が並べて寝かせられている。そしてその奥に、今回のインスタレーションの目玉でもある、高さ8~9メートルはあるかと思われる巨大な古着の山(!)があった。


山の上にはクレーンが設置されており、絶えず上下して、上部にある古着を釣っては投げ落す。宛ら「古着を釣る巨大なUFOキャッチャー」と言った所だろうか(描写が低レベルで申し訳ない)。残念ながら私はコンテンポラリーアートに非常に疎く深い感動を得ることはできなかったのだが、素人なりに感じとったことがいくつかあった。


まず、グランパレの本堂の雰囲気と作品の関係だ。本堂nefは広々としてはいるものの、内部は外部とほとんど変わらない気温で寒く、また、外光だけが頼りの暗い内部は、ある意味、酷な空間を既に演出している。そこに着古された服が、直に床に無機質に並べられていたり、あたかも死体の様に山積みされている様は、それだけで圧巻である。


また、今回の作品で使われている膨大な量の古着は、着られないほど汚くはないが、しっかり着古されたことがわかる状態の衣類で、まだ人の体温が残っていそうな、ある程度の気持ち悪さが滲み出ていた。「生」を伝える材料としては悪くないと思った。


巨大な山の上で絶えず動くクレーンが、ランダムに引っかかる服だけを掴み上げ、上へ上へと釣り上げた直後に、再度山の上に投げ落とす光景は、1回観れば飽きそうなものだが、不思議と何度も繰り返して観てしまう。



ある程度見続けていると、ばらまかれる古着の動きが綺麗だから観ているのではなく、次はどの服(人間)が引っかかって上から突き落とされるのか(裁かれるのか)というスリルで観ているのに気付いた。この光景はどこか芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を彷彿とさせた。


モニュメンタは、写真やドキュメンタリーなどの展示室が別途用意されているわけではなく、本当に「インスタレーションだけ」の展示だ。色々鑑賞できるだろうと期待して行ったので正直がっかりしたのは否めないが、期間中同時に行われている「心臓音の提供」は興味深いので記しておきたい。


クリスチャン・ボルタンスキーは、今年の瀬戸内国際芸術祭に向けた作
品制作の一環として、世界中の人々の心臓音の録音を行っており、モニュメンタ期間中、グランパレの本堂奥に設けられた専用の控室で、一般人からの心臓音を集めている。集められた音で作られる彼の次作品「心臓音のアーカイブ」は、香川県の豊島(瀬戸内海に浮かぶ島)に開館予定の美術館に設置される。


見学者のほとんどが心臓音の提供を希望するため、整理券をとったあと30分~40分は待たなければならない。室内に入ると聴診器みたいなものを渡され、左の胸にあてて1分じっとして録音したら終了。自分にもヘッドフォンが渡され同時に音を聴けるのだが、想像以上にクリアな音で聞こえてきたので驚きだった。5ユーロを払って売店でCD-ROMを購入すれば、自分の心臓音を焼いてもらうことも可能。

◆モニュメンタ2010公式サイト
www.monumenta.com/2010/

投稿者:tamisan

のだめカンタービレ、私も見てきました!!

「のだめカンタービレ」は、ドラマを見始めてその面白さにはまってしまいました。

特に楽器の中でもピアノが好きなのですが、ストーリーではのだめの役が、「ピアノに関しては天才的な才能をもっているが、その他に関しては変態的(!?)な行動を取る」という、そのギャップ&発想がほんとによく描かれていて、毎回大笑いしながらドラマ見ていました。さらに、2008年新春スペシャルでヨーロッパロケで、パリのコンセルバトワールや町並みがドラマの舞台の一部となり、さらにのだめ熱はヒートアップ!!!Surprised ドラマはスペシャルもあわせて全てDVDに録画していますTongue out

ところで、のだめが留学したパリの 「コンセルヴァトワール(Conservatoire)ーパリ音楽院」ですが、場所は北東部に位置した、ラ・ヴィレット La Villetteと呼ばれる地区にあり、ここは”音楽都市”と”科学・産業都市”が集まった未来志向の総合エリアとなっています。

 

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(c)ATOUT FRANCE/Hervé Guignolet   音楽博物館(Cité de la Musique)

 

ストーリーの中で、のだめや千秋先輩が参加するコンクールの話が出てきますが、実は私もパリでコンクールを見に行ったことがあります。それは、パリで行われるピアノとバイオリン部門コンクール、「ロン=ティボー国際音楽コンクール」と呼ばれているもので、1943年から始まった非常に権威あるコンクールです。ピアノ・バイオリンと交互にコンクールがおこなわれるのですが、公式サイトに日本語が選べるようになっていて、さらに入賞者によるガラ・コンサートが東京で開かれているようですので、ご存知の方も多いかもしれません。

さてこのコンクールの選考(ピアノ部門)ですが、3段階の予選を経て準決勝、決勝と進み入賞者を決定します。

 

予選が行われるのは、パリの8区にある「パリ地方音楽院(Conservatoire à rayonnement régional de Paris)」で、一般の人も当日券を買って見に行くことができます。この「パリ地方音楽院」は、1990年に現在のヴィレット地区へ移転するまで、「パリ音楽院」があったところで、予選のチケット料金は5ユーロ~10ユーロ(650円~1300円くらい)です。予選段階からコンクール参加者のピアノを聞くことができることはなかなかないので、ピアノ趣味とする自分にとっても、とてもよい経験となりました。

 

そして準決勝→決勝とすすみ、最終選考&決勝はパリのエッフェル塔からも程近い、セーヌ川をはさんだ場所にあるフランス・ラジオ局・「ラジオ・フランス Maison de RADIO FRANCE」で行われます。昼の部と夜の部があり、私は夜の部へ行きました。当たり前なのですが、予選を勝ち抜いてきたピアノの精鋭が集まった熱気みなぎるもので、本当にみなすばらしい演奏で感動しました。

 

その時、17歳で出場して第3位に輝いた「ジャンーフレデリック ヌーブルジェ Jean-Frédéric Neuburger」が今年、東京のサントリーホールでコンサートを開き、幸運にも彼の演奏を聴きに行くことができました。。また同時期に行ったNHKホールでのコンサートの様子は、NHKの「N響曲アワー」でも放送されており、22歳となり一段と成長した彼のピアノを堪能できたことは、本当にうれしかったです。

 

パリは音楽の都。フランスへ観光旅行の際には是非、クラシック音楽を鑑賞してください!

千秋先輩に会えるかもしれません・・・・

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(c)ATOUT FRANCE/Flavien Prioreau  オペラ座(ガルニエ:主にパレエを公演)

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(c)ATOUT FRANCE/Nicole Lejeune  オペラ座(バスティーユ:主にオペラを公演)

 

 2009年もあとわずかとなりました。どうぞよいお年をお過ごしください。。。Bonnes fêtes!!

 

 

投稿者:sophie

ノエル(クリスマス)

やったぁ、クリスマス!

私は、フランス人にとって伝統にあふれ、魔法にかかったような時を分かち合えるこのクリスマスの時期が大好きです。フランスではこの時期、たくさんのお祭りがあり、町や村のイルミネーションに彩られた通りを歩く人で賑わいます。大人たちはクリスマスのお買いものにしにお店で出かけたり、友達や家族と和気あいあいと過ごすクリスマス・イヴの準備に大忙しです。皆ワクワクして、通りはエキサイトしているといった感じです。子どもたちは、一年ちゃんといい子にしていたらもらえるサンタクロースからのプレゼントを心待ちにしています。

 

もし、あなたが東京でフランスのクリスマスのエスプリを見たいと思ったら、ストラスブール(アルザス地方)が東京国際フォーラムで<ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル(クリスマスマ市)>を再現していますよ。このフランス風クリスマス市は25日まで開催しています。

約10くらいある小屋でフランスから来た職人たちが、シュークルート、タルトフランベ、ホットワインなど地方の名物をご用意しています。クリスマスの飾りつけも本格的です。ラードン(ベーコン)と玉ねぎをのせ、フロマージュ・ブランで覆った薄いピザのような生地を目の前で窯に入れて焼くところを見ることができます。とても美味しいタルトフランベを味わうことができますよ!

東京国際フォーラムは、夕方になると素晴らしいイルミネーションで飾られます。小屋の並ぶ道を歩いていると、クリスマスの魔法にかかった時を体験できますし、本場のとても温かな雰囲気に包まれるこの時期を体験するためフランスへ行きたくなること間違いなしです。

 

東京国際フォーラムのストラスブールのマルシェ・ド・ノエルへ行ったときの写真です。

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