投稿者:tamisan

ナントの「ラ・フォル・ジュルネー熱狂の日」 La Folle Journée de Nantes

 

先日、「ナント~現代アートで生まれ変わる都市」というタイトルでMayumidonが

ナントの町を紹介していましたが、毎年2月はじめ、ナントの人たちがとても

楽しみにしている一大イベント・・・クラシック音楽の祭典が行われます。

 

その名も「ラ・フォル・ジュルネーLa Folle Journée」。

この名前を一度耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか? 

IMG_4774Le Sacre Russe.jpg日本語では「熱狂の日」と呼んでいますが、その名の通り朝早くから夜遅くまで1日中、

クラシック音楽を楽しむ(=熱狂する)ことができる、まさに”クラシックの祭典”なのです。

 

その「ラ・フォル・ジュルネ」の発祥の地がナント。

パリから南西約400km、人口29万人の地方都市・ナントで1995年に始まり、

今年は2月1日(水)~5日(日)まで5日間行われました。

 

TGVでパリ・モンパルナス駅から約2時間。

こちらがナントの国鉄駅。

 IMG_4762Gare de Nantes.jpg

駅には、以前紹介した「TGV30周年」のロゴがありましたよ!

( 「祝!TGV開通30周年」についてはこちらをご覧ください)

IMG_4763Gare de Nantes 30ans.jpg

 

IMG_4765Tramway.jpg駅から会議場のシテ・デ・コングレ

(Cité des Congrès)

まではトラムとバス、

又は徒歩でも20分くらい。

 

1985年、フランスの町で最初に

復活したナントのトラム。

環境に優しい乗り物としてナント市民

の足となり活躍しています。

 

 

IMG_5025Navette bus LFJ.jpg

 

「ラ・フォル・ジュルネ」期間中は、町の中心地

(コメルス広場 Place du Commerce)

と会場を結ぶ循環バスが走り、コンサートの

チケットを見せれば無料なのもうれしいですね。

 

 

 

 

 

 

IMG_4893navette la folle journee.jpg

 

 

 

循環バスの表示は「La Folle Journée

ラ・フォル・ジュルネ」。

 

町全体で、音楽の祭典を盛り上げています。

 

 

 

こちらが会場のシテ・デ・コングレ(Cité des Congrès)。

快晴の天気に恵まれましたが、本当に寒かった・・・・

IMG_4891Cite des congres .jpgでもこれはまだ序の口だったのですが・・・詳細は後ほど書くことにして。

 

IMG_4693.jpg「ラ・フォル・ジュルネ」の芸術監督、ルネ・マルタン(René MARTIN)氏による

”クラシック・コンサートをもっと身近に感じてもらい、普段聴く機会のあまりない人

にクラシック音楽のよさを知ってほしい”というコンセプトのもと、1コンサート50分

前後、料金も7~25ユーロ(700円~2500円)と低価格の設定。

 

IMG_4887Cite des congres.jpgナントの会議場、シテ・デ・コングレ(Cité des Congrès)では12の会場で

約300以上のコンサート、48の講演会、1,800名のアーチスト演奏のプログラムで、

15万枚のチケットが発売されたそうです。1995年、第1回の「ラ・フォル・ジュルネ」

では37のコンサート、1万8千枚のチケット販売という数字を見ても、この17年間で

ナントの町を代表するイベントになっていることがよくわかります。

 

IMG_5104LFJ vestiaire.jpg

 

会場に入ると、すぐに荷物

預け場所、ヴェスティエール

Vestiaireが。

荷物ひとつあたり2ユーロで

預けられるのでとても便利。

 

 

 

毎年テーマが変わるこのクラシック音楽の祭典。今年は「サクル・リュス Sacre Russe」。

 

19世紀から20世紀にかけて、ロシアの様々な変革の歴史でロシアが誇る大作曲家:

チャイコフスキ- Tchaîkovsky (1840-1893)

ラフマニノフ Rachmaninov (1873-1943)

そして20世紀に活躍した:

ストラヴィンスキー Stravinsky (1882-1971)

プロコフィエフ Prokofiev (1891-1953)

ショスターコヴィッチ Chostakovitch (1906-1975)

をはじめとして、一連のロシア作曲家の作品を5日間にわたり紹介する

まさにロシアの祭典、「サクル・リュス Sacre Russe」。

 

IMG_5063LFJ centre posters.jpg

IMG_5035LFJ centre .jpg会場の中央広場では、1時間おきに無料コンサートが開催。

 

IMG_5047LFJ centre concert.jpg

IMG_5046LFJ centre concert.jpg会場の熱気(熱狂)が伝わるでしょうか・・・

 

また「ラ・フォル・ジュルネ 東京 La Folle Journée à Tokyo」の様子を紹介したスタンドも。 

IMG_4929LFJ a Tokyo.jpgラジオの公開生放送スタジオもありました。

IMG_5049LFJ studio.jpg

IMG_5106LFJ stand radio France.jpg

 

 

そして日付が変わり2月5日・日曜日朝の会場、シテ・デ・コングレ。

 

IMG_5059LFJ dim.jpgすっかり雪化粧しました!!

 

IMG_5062LFJ dim.jpg土曜の夜から降り始めた雪が朝まで続き、積雪は5-6cmくらい。

 

雪でも「熱狂の日」は続きます!!

 

12の会場は、最大1,800席の大ホールから80席の小ホールにわかれ、

大ホールは指定席ですが小ホールは自由席。

 

IMG_5065LFJ dim Salle pasternake.jpgIMG_5064LFJ dim Salle pasternake.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なので、自由席ではちょっとでもいい場所を確保しようと早くから列ができます。右は中の様子。

 

そして大ホール。

 

IMG_5031LFJ salle Tourgueniev.jpgIMG_5030LFJ salle tourgueniev.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1,800名のアーティストの中にはピアニストの小曽根真氏。 

IMG_4911LFJ concert.jpgヴァイオリニストの庄司紗矢香氏も。

IMG_5099LFJ dim Auditorium Pouchkine Sayaka Syoji.jpg

 

この「ラ・フォル・ジュルネ」は2005年から東京でも始まり、その後東京以外でも

金沢、新潟、琵琶湖、鳥栖(Tosu-佐賀県)と5ヶ所で行われるようになって、

4-5月の大型連休の中で最大のイベントのひとつとなりましたね。 

 

 

ナントでは雪が降リ積もり、気温も-10℃近くまで下がって本当に寒かったのですが、

「ラ・フォル・ジュルネ」発祥の地、ナントでクラシック音楽を十分に堪能(いえ、熱狂!?)

しました。

 

 

★「La Folle Journée de Nantes」の公式サイトはこちら (英語・仏語)

★「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンLa Folle Journée au Japon」の公式サイトはこちら