投稿者:ラ・長女

冬が来~れば思い出す~♪ その1

師走ですね、11月末~12月にフランスに行くとイルミネーションやマルシェ・ド・ノエル(クリスマス市)でそれはそれは綺麗です。この季節になると思い出すフランスのクリスマスの話題を3回連載でお届けしましょう。

 

その1:拝領しそこねた「キリストのお体」

 

パリに留学中のウン年前、しみじみ思い知ったのはフランスのクリスマスは家族で過ごすものだということ。日本のお正月みたいなものですね。フランス人の友達はみな家族のもとへ。で残った外国人留学生数名でノートル・ダム寺院のミサをのぞきに行ってみました。

 

入場するのにクリスチャンか否かなどのチェックはなく、中は大変な盛況。大勢の神父さんとアシスタントの男の子たちが前の方で粛々とミサを進めています。

 

やがてコミュニオン(聖体拝領)が始まり、みな次々に前に進んで「キリストの体」をいただいている様子。信者でないので日本では拝領したことがなかったのですが、一度いただいてみようかと行きかけたら前方でジャラン、バラバラッ、わ!という声が。

 

見たら聖なる容器がひっくり返って「聖体」が床に散っているではありませんか。それでも家の中で靴をはく民族はあまり気にしないのか、ご聖体は拾い集められて何事もなかったかのように聖体拝領は続きます。前に行きかけた私が直ちに取って返したのは言うまでもありません。ミサ終了後には「キリストの血」で盛大に乾杯し冷えた体を温めたのでした。