投稿者:tamisan
ワイン見本市 Salon des Vins des Vignerons Indépendants
先週末からパリは快晴の日が続いて最高気温が20℃を超え、もう初夏の陽気!

ナポレオンのお墓や敷地内に軍事博物館のあるアンヴァリッド(Hôtel des Invalides-廃兵院)。
太陽の強い光をうけて金色に輝くドームと、空の青さのコントラストが美しいですね。

まだ3月終わりだというのに、この春(いえ、初夏!?)の陽射しに誘われて
街中のカフェでは、テラスで食事やお茶を楽しむ人でいっぱいです。

3月25日(日)からは夏時間となり、日本との時差は7時間。
これからますます日が長くなります。
こうした天気が良くて気温の高い日が続くと、冷えた白ワインやロゼワイン、
シャンパンや発泡酒が恋しくなりますよね。
先週末3月23日(金)~26日(月)にかけて、小規模な畑をもつフランス全土の
ワイン製造業者(Vignerons Indépendants)による試飲・販売会が行われました。

場所はパリの北西17区にあるエスパス・シャンペレ(Espace Champerret)という見本市会場。
地下鉄、パスといった公共交通機関でアクセスできます。

入場料は一人6ユーロ(割引3ユーロ)。
入場の際に試飲グラスを渡されるので、それを持ってイザ出陣。
ただ出展者からワインを購入した際、自分の連絡先を残しておくと
次のサロンの開催前に招待状が届くことが多いので、それを次回の
見本市に持参すれば二人までタダで入場できます。
入ってみて本当にびっくり!

いったいいくつの業者がスタンド出しているの~~!!??

見渡す限りワイン・ワイン・ワイン・・・・当たり前なのですが、この光景にはかなり圧倒されます。

地図を見ても、ざっと200社くらいのスタンドはあるでしょうか・・・?
そもそも小規模な畑を持つこのワイン製造業者団体(ヴィニョロン・アンデパンダン)
は、フランス全土11の以下のワイン産地:
アルザス
ボルドー
ブルゴーニュ
シャンパーニュ
シャラント&コニャック
サボワ&ジュラ
ラングドック=ルシヨン
プロヴァンス&コルシカ
南西&アルマニャック
ロワール
ローヌ
のワイン製造業者の集まりで、それぞれの土壌からなるブドウの栽培、管理、収穫、ワインの醸造
と熟成、瓶詰め、出荷、商品化を手がけています。あまり普通のお店では販売していない、例えば
レストランや一部のワイン専門店などが直接、こうしたワイン製造業者から仕入れるような珍しい
ワインがずらりと勢ぞろいし、一般の人もこうしたワインを直接作り手から、ほぼ出荷価格で購入
できるとても貴重な機会なのです。

「できたてのワインから長年熟成されたワインまで試飲できます」との看板が。
さて、ずらりと並んだ作り手業者のスタンド。
地域、カテゴリーに関係なく、とにかくスタンドがご覧のように並んでいるので、
全部を限られた時間でまわって試飲するのは不可能!
自分なりに、「今回はボルドー」「今回はシャンパーニュ」とあらかじめ試飲地域を
決めていかないと、大変なことになります。

またあくまでも試飲ーDégustationデギュスタシオン。
お目当てのワインをグラスに注いでもらい、色や香りを楽しんで味を確かめた
後は、各スタンドの足元においてあるバケツに吐き出すのが鉄則。
もったいない気持ちは分かりますが・・・でないと後で酔っ払って大変なことになります!
また水を持っていって、時々口を注ぐといいですよ。

「試飲は吐き出すこと」との親切な注意書きも。
会場を回っていると、あれ?花が飾ってある・・・

よーく見たら、なんと本物の桜でした!
桜には、特級格付けワイン・グランクリュ(Grand Cru)の名前が。

こんなスタンドのデコレーションもあるんだ~~ど感心。
会場には、”ワインと一緒にどうぞ”ということなのでしょうか、フォアグラやマカロンの販売も。


フランス人のワイン愛好家は、定期的に開かれるこのワイン見本市を楽しみにしている人も多く、
ケース単位で購入していく人が目立ちます。
その持ち運びに必要なのが、この荷物カート(フランス語ではシャリオーChariot)。
箱ごと購入したら、こうして紐でとめガラガラ引いて会場を後に。
フランス・ワインの多様さと奥深さを改めて感じた見本市でした。
★小規模ワイン製造業者(Vignerons Indépendants)の情報はこちら (仏語・英語)
★フランスのワインをめぐる旅の情報はこちら (日本語)
そもそもボージョレー・ワインはローヌ・アルプ地方の銘酒で、その地区は北から南







フランスのワイン専門チェーン店でのショーウインドー。


















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こちらもブドウを皆さんに少しずつおすそわけ。









