投稿者:Shinobu
モネの珍しい睡蓮の絵
夏にご紹介しましたノルマンディー印象派フェスティバルは好評のうち幕を閉じました。
皆さんは、ヴェルノン(Vernon)という町をご存知ですか?パリからモネの家と庭園のあるジベルニーに行く時に、列車でこのヴェルノンに降り、そこからバスに乗るための町という印象の町ですが、実はここにも小さいですが素敵な美術館があるのです。この美術館の初代館長はモネと親交があったそうで、モネから睡蓮の絵を寄贈されました。モネは光の移り変わりによって同一の対象が変化していく様を描く連作形式で描いたので、同じテーマ、構図の作品が多くみられますが、この絵は珍しく丸いキャンバスに描かれています。この連作はここヴェルノン美術館の絵を含めて4作品あるそうです。
Nymphéas, 1908
©ATOUT FRANCE JAPON Huile sur toile, diamètre :81 cm
Vernon, musée municipal A.-G. Poulain
丸いキャンバスの絵ってほとんど見たことなく、この絵を見た時とってもかわいいなぁと思いました。
どうですか、いいでしょう。他の作品がどこにあるのか気になりますか?
この絵と同じ1908年の作品が、アメリカのダラスの美術館に、1907年の2作品は個人所蔵(アメリカ)とリヨン近くのサン・テティエンヌという町にある美術館にあります。2作品はフランスで観ることができるんです。機会があればぜひ観に行ってみてください。
ちなみにヴェルノン美術館は、フランスでも珍しく動物にまつわる作品(絵画、彫刻、剥製など)400点、、モネをはじめとしてジヴェルニーで活躍した芸術家の作品、スタンラン、ジャン・リクトュス、ジャン・リシュパンなど彼らと懇意にしていたランベルティ氏から寄贈によるコレクションが常設で展示してあります。もちろん企画展も開催しています。
これはちょうど私が訪問したときにしていた展覧会です。
実はこれ、地元の児童館の子供たちがこの美術館を見学したあとに描いた作品です。岡本太郎でないですが、「芸術は爆発だ」って感じで見応えありました(笑)
ヴェルノン美術館
Le Musee A.G. Poulain de Vernon
住所:12 rue du Pont - 27200 VERNON
Tel : +33 (0) 2 32 21 28 09 Fax : +33 (0) 2 32 51 11 17
開館時間:
4月1日~9月30日 火曜~金曜 10:30~18:00
10月1日~3月31日 火曜~金曜 14:00~17:30、土、日は14:30~17:30
休館日:月曜および祝日
料金: 3.50ユーロ
http://giverny.org/museums/poulain/index.htm(サイトは更新されてませんが、上記の情報は2010年現在のものです)




