投稿者:Mayumidon

NHK 世界遺産への招待状~コルシカ島のポルト湾~

最近、周囲でやけにコルシカ、コルシカと囁かれているのを耳にするなぁと思っていたら、明日のNHKの世界遺産番組はコルシカが舞台だとのこと。それも地上波! 早速コルシカ・ファンの予備軍たちに電話で触れまわってきました。

番組内では、観光発展と伝統生活の狭間で揺れる住民のありのままの姿が描かれているそうで、その点にも興味を惹かれます。

明日午前の放送ですが、皆さまもぜひ!

 

世界遺産への招待状 Travel38  フランス
 「地球海の香りに包まれて~コルシカ島のポルト湾」

 

放送 5月8日(土)09:25  NHK総合テレビ
再放送 5月11日(火)午前11:00  NHK衛星第二テレビ

 
        
番組内容:
「世界遺産への招待状」、第38回はフランス・コルシカ島のポルト湾。フランスでも屈指のリゾート、“麗しの島”と呼ばれるコルシカ島が舞台です。

美しく雄大な自然景観でも知られるこの島は2500メートル級の山々がそびえ、冬から春にかけて島は高山の頂が雪を冠し一際美しくなります。なかでも北西部にある「ポルト湾」が1983年、自然遺産に登録されました。

番組はポルト湾には美しい入り江にある人口10人の村、ジロラタ村を訪れます。村人は「マキ」と呼ばれる灌木林の植物で作ったお酒やジャムをはじめ、コルシカの雄大な自然の恵みを受けとり、最大限に生かしながら暮らしています。

観光シーズンともなれば一日2000人もの人が訪れるジロラタ村。観光と伝統的生活の狭間で揺れる人々の姿もお伝えします。

番組ホームページ:
www.nhk.or.jp/sekaiisan/invitation

 

投稿者:Mayumidon

ビバンダム

ビバンダムは言わずと知れたミシュラン社のマスコットです。
頭からつま先までタイヤの輪っかでできた樽型体型が特徴。樽型でも敏捷性に優れていそうな所はさすがタイヤメーカーのマスコットですね。 ミシュランガイドの東京版が発売されて以来、本屋のポスターでも頻繁にビバンダムを見かけるようになりました。

以前、街の中でダウンジャケットにより必要以上に着ぶくれた人を見るたび、意地の悪いわたくしは密かに心の中で「ビバンダム」もしくは愛着をこめて「ビブ」とつぶやいていました。


ところが数年前からその比喩が必ずしも当てはまらなくなってきました。本家ビブの体型に異変が起きたからです。ダイエットにでも成功したのかスリムになって、顔もどことなくお目目ぱっちりの可愛い感じになってしまいました。

「なってしまいました」と書くのは、これまでの個性的なビバンダムの容姿にとても愛着を感じていたので、今のビブがまるで別のキャラクターのように見えるのです。私が「ビブ」呼んできたのは肉厚で頼もしく、お調子者で憎めなさそうなタイプ。なので、ソフトで愛くるしい姿、さらに女性にまでモテそうな風貌の新生ビブにはどうしても馴染めずにるのです。

 

お願いです、ミシュラン様。これ以上ビブをスマートにしないでください。
美食に樽腹はつきもの。ビバンダムをスリム化させるのは、フレンチより圧倒的に脂肪分の少ない料理文化を持つ日本市場にレッドガイドを根付かせるための戦略なのでしょうか。ガイドの帯に印刷された洗練されたビブを見ていると、「美食三昧でも体系維持はお忘れなく」という新時代のメッセージのようにも読み取れます。

だとすればその戦略は、ちょっと逆の方向を向いているような気が。食に関して時代はむしろ肉食系。この世知辛い世の中、ダイエットで手に入れる美よりも、食べ物がもたらす幸福感のほうが重きをなしているように感じるのです。
ぽっちゃり系のタレントや、樽ドル(樽腹のグラビアアイドル)まで活躍する時代ですから。

 

それにマスコットに関しては、少しばかり異形であって、絵描き歌で書けそうな大味なデザインのほうが親しみが湧くものです。写実化が過ぎたり、美形過ぎるキャラはつっこみどころがなく印象も薄いような。

 

とまあ、ずいぶん勝手な私見を書き連ねましたが、3月4日はミシュラン・レッドガイドのフランス版発売日でした。新規に3つ星を獲得したのはオード県、フォンジュンクーズにある「オーベルジュ・デュ・ヴュー・ピュイ」1軒のみ。
早くもシェフのインタビューがテレビで流れています。来週以降は各地の観光局から「おらが地方の星自慢」がリリースとして届くでしょう。

 

さて、私が最近ミシュランに注目しているのは星付レストランの情報よりもミシュランの広報姿勢です。総責任者がジャン・リュック・ナレになってから、これまでベールに包まれてきた覆面調査員の評価法や人物像が積極的にメディアに公開されるようになりました。ミシュランのHPに「覆面調査員ってどんな人」というコーナーができたり、覆面調査員のインタビューが雑誌に掲載されたりもしています。

 

クーリエ・ジャポン3月号掲載の「覆面調査員とランチを食べてみた」は文句なしの面白さでした。アメリカの一覆面調査員がどのようにミシュラン社に採用され、訓練を受け、実戦に赴くのか。店ではどんなメニューを選ぶのか。日頃の生活ぶりなども話しています。ビバンダムの着ぐるみから出てくる調査員の挿絵もまた秀逸。まだ本屋の店頭に並んでいるようでしたらぜひ手にとってみてください。3月号にはボルドーとトゥールーズの食紀行も掲載されています。このボルドー編は、有名ビストロ店のオーナーにして地元の名士であるジャン=ピエール・シラダキが自慢の樽腹にかけて、記者を一晩中市内のレストラン・酒屋を連れまわし手厚く(手荒く?)歓待するというお話。樽腹から日仏食文化の違いを考えるという抱腹絶倒のルポルタージュでした。


フランソワ・ラブレーの国、食の話題はまだまだ尽きません。最後にフランス4都市のスペシャリティを取り上げたルポルタージュをご紹介しましょう。雑誌REAL Nikkei Styleとの連動企画によるウェブサイトWagamagaでは、リールXゴーフル、ミュールーズXシュークルート、レンヌXガレット、ニームXオリーブオイルの組み合わせでフランス地方の食の豊かさが語られています。
さあさ、節制など忘れてフランス美食の旅へBon appetit !

 

 

ビバンダムの変遷はこちら

 


 

投稿者:さくらんぼの季節

追悼。。。ソロ。

Il était une fois...

 
アルバム「La Marmaille Nue」(無邪気な騒がしいガキども)で世間に知られるようになったフランスの歌手マノ・ソロはパリについてこう表現しました。「Putain que c’est beau la vie quand on r’monte sur Paris」(くそったれ、パリに戻ると人生はなんて楽しいんだ!) 

 

今回のテーマは時節柄、ガレット・デ・ロワにしようと思っていたんですが、書き始めたところに、突然友達からメールが来てテーマを変更しました。その件名は「悲しいお知らせ - みんな彼が好きだったんじゃないかな。。。」それは歌手マノ・ソロが1月10日に逝去したという知らせでした。私も彼が好きでした。彼が亡くなったことを知った瞬間、悲しくて目に涙が浮かんできました。

 

1993年歌手デビューした時、マノ・ソロは30歳でした。それから15年の歳月がすぎて、2009年、10番目のアルバム「Rentrer au port」(帰港)を発表。そして、1995年10月、マノ・ソロはコンサートで二つの重大ニュースを発表しました。ひとつめはいいニュースで「もうエイズウイルスキャリアではない」ということ。ふたつめは悪いニュースで「HIV感染者になってしまった」ということでした。実は、彼は15歳からドラッグを始め、注射器の回し打ちでHIVに感染していたのです。

 

そのせいで、メディアでは死と麻薬を歌う「エイズ歌手」のイメージが広まっていました。しかし、フランスの地方に住んでいて、まだパリに住んだことなかった私にとって、マノ・ソロはおしゃれなパリではなくて、庶民的なパリを歌う歌手でした。彼の歌詞を聴きながらパリの街角の雰囲気を思い浮かべでいました。どのアルバムの歌詞にもパリという街への愛情があふれています。サン・マルタン運河からバルベスとサクレクール大聖堂まで、パリの広場や名所などを心から賛美しています。彼の音楽はアコーディオンやギターやピアノを使い、ロックとギャンゲットをミックスしたような響きで、悲しさや希望を表しているのです。

 

HIVに感染者でありながら、常に前向きで、ある意味、生き急いでいたようなマノ・ソロ、p'tit bout d'éternité(永遠の魂)に心からありがとう!

Botzaris2.jpg

Botzaris, "Tant qu'il y aura des bancs, on reste un pays de sentiments"

投稿者:矢田部まり

イヴァン・アタル監督観光ビデオ!

私はニュースレターの発行を担当しているので、常時ネタ探しをしています。
今日発見したのはこれ。ニュースレターの記事としてはボツだけど、お裾分けしたくなりましたのでご案内します。

イル・ド・フランスという地方が(パリもイル・ド・フランス地方にあります。日本でいえば関東地方のようなもの?)パリの観光プロモーションビデオを制作し、サイトにアップしていました。観光局ならビデオを作っていても驚きませんが、なんと制作したのがイヴァン・アタル!この人は俳優でもあり、脚本家でもあり、そして監督としても活躍するマルチな才能を持つ人ですが、奥さんがシャルロット・ゲンスブール・・・と言ったほうが早いかも・・・。シャルロット・ゲンスブールと共演して「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール」(2000)、「フレンチなしあわせのみつけ方2004)」などを監督し、日本でもファンは多いですよね。

さっそくビデオを見てみました。むむむ、やっぱりありがちな「観光ビデオ」とは一味もふた味も違いますねーー。はっきり言って、こんなにロマンチックでこんなにおしゃ
れな観光ビデオは初めてみたゾ。思いっきりロマンチックなパリ全開で、見た後はパリに行くなら無理やりでも素敵な彼を見つけて一緒に行かなくちゃ、という気分になりますが、しっかり観光名所の案内もしています。ぜひ見てみてください! (何やらパリ滞在が当たるキャンペーンもやっているようですが、フランス観光開発機構東京オフィスはまたく関与していなくて何も分かりませんので、ごめんなさい、この件での質問はお受けできません~~)
s_ivan_atal.jpg

 http://kissesfrom.nouveau-paris-ile-de-france.fr/?lang=en

私たちもこういうビデオを作ってみたいですねー。依頼するなら、マルチな才能つながりで北野武、とかですかな。

 

投稿者:さくらんぼの季節

フランスでの統計、あれこれ。。。

Il était une fois...

 
統計の大好きな友達がいます。その友達は統計よりむしろ数字そのものが大好きなんです。彼は記憶がいいので、意味のないことから面白いニュースまで、なんでも覚えます。


たとえば、こんな数字も教えてくれました。シャンパーニュ地方でブドウ栽培の面積は3万2千ヘクタールです。そのうち、90%は1万5千人のブドウ園経営者の所有ですが、残り10%はなんと、シャンパンの老舗ブランドが占めているということでした。


その友達は家庭に関する統計にも興味を持っています。フランスの婚姻率は人口千人あたり4.3‰であるのをご存知ですか?そして!!残念ながら。。。離婚率は約50%ですって!!。。。ア・ラ・ラ!フランス人は結構離婚しちゃっていますね。。。なぜなんでしょう?


驚くべき数字がもう一つあります。52%。なんでしょう?当ててみて下さい。。。分かりませんか?ヒントは出生率と関係あります。。。ギブ・アップしますか?Wink

実は52%の数字はフランスでの婚外子の割合で、なんとヨーロッパでは第3位です。
Surprised

統計と数字はどんな分野でも使われていますね。たとえば、恋愛にも。ある調査によると、47%のフランス人男性は長くて茶色のストレートな髪の毛、青い目の女性が理想だそうです。もっと具体的に言うと、エレガントで、グラマー、そしてスポーツやパーティーなど、みんなと遊ぶのが大好きな女性です。


一方、フランス人女性は面白くて、おもいやりがある男性を好む他の国のヨーロッパ人女性と違って、まじめで知的で優しい男性を求めています。でも実はそれだけじゃないんです!
フランス人女性の65%は家事をしてくれる男性、そして父性愛に満ちている男性が理想的だと思っています。。。フランス人女性は注文が多すぎる!と思いませんか?頼りすぎる!と思いませんか?
まあ、あくまで理想ですから許してあげましょう!

ちなみに、みなさんにとって、理想的な男性、女性はどんな方ですか?フランスの街角で、理想的な女性や男性に出会えますように!

Chiffre.jpg Chiffre - 数字