投稿者:矢田部まり

ジュリー&ジュリア

週末、とっても素敵な映画を観てきました。フランス料理の持つ力によって人生を変えた女性二人の物語です(実話)。

主人公の一人ジュリアは1949年から数年間夫とともに滞在したパリで料理の魅力に目覚め、名門料理学校ル・コルドン・ブルーで料理を習い、その後料理研究家になったアメリカ人女性。もう一人は524もあるジュリアのレシピを1年間ですべて実際に料理しブログで報告することによって新しい人生を始めようとするジュリー。

テレビで料理番組を持っていたジュリアはアメリカ人なら知らない人はいない有名人らしい。メリル・ストリープの演技が大げさ・・・と思ったら、本人にそっくり、なんだとか。明るくて細かいことは気にしない、大らかというより豪快、な方のようですね。ジュリアの力によって、料理とは缶詰めを開けることだ、くらいに思っていたアメリカ人も料理に目覚めた、というのだから、同じく缶詰めを開けるくらいしか能のない私だって料理ができるようになるかもしれない、ジュリアのようにパリでル・コルドン・ブルーに通えば!! ジュリアだって最初は玉ねぎもろくに切れなかったようですから勇気づけられます(旅行者のみなさん、短期コースも、体験コースもあります♪)

フランス料理と言えば「たっぷりのバターにクリーム」というイメージですが、まさしくそのような料理やデザートが次から次へと登場。フランス料理ってそういう料理ばかりではないのだけど、ジュリアはこってり系がお好きだったのかしら。主人公二人もそれぞれの伴侶もフランス料理を食べまくっていて、コレステロールは大丈夫か?と余計な心配をしてしまうほどですが、実在の人物であるジュリアとその夫は90歳前後の長寿を全うしたようなので、実はあんまり気にすることはないのかも。それより、美味しいもものを一杯食べて人生楽しまなくちゃっという気概のほうが勝る・・・という生きた証でしょうか。

ジュリアがそれは楽しそうに行くパリのマルシェ(多分ムフタール。確認したわけじゃないけど)やレストランなどの雰囲気は現在もまったく同じ!パリって60年後の私たちも映画と同じことを体験することができる町なんだなあ、とまたつくづく実感。

ジュリアと夫は赴任先のパリに到着すると、新居に入居する前にルーアンまで舌平目のムニエルを食べに行っちゃうけど、そんなハードなことも今なら空港直結のTGVで簡単に真似できちゃう! 

よく理解できなかったのはジュリアがパリの次の赴任先がマルセイユだったことを非常に残念がって、行きたがらないこと。確かにパリに勝る町、というのはなかなかないかもしれないけど、南仏にも美味しい食材がたくさんあるのに!食いしん坊のジュリアなら南仏郷土料理も絶対好きだったはず・・・。映画ではあまり紹介されてなかったけど、魚やオリーブオイルを使った料理も考案したのかしら?

50年後にジュリアの料理を作ってブログにアップしていくジュリーですが、なんと作った料理の写真をアップしないんですね。全部文章で表現していて、その力があるからこそ、ブログも出版され映画化にまで至った、ということでしょうね。私もフランスに行って美味しいものを食べたら、このブログで上手に表現できるようになりたいものです。

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