投稿者:矢田部まり

のだめカンタービレ、見てきました!

のだめは、マンガは18巻くらいまでは買ったけどその続きは追い切れず挫折。テレビは連ドラもスペシャルも一回も見ていない、という有様で、熱烈なファンからはほど遠いですが、映画には大満足!

まず観光局スタッフ、として大満足!だって、最近見た映画のなかでは、「素敵なパリ紹介度」はぴか一。モンマルトル、チュリルリー公園、ノートルダム寺院、セーヌ河岸、マルシェ・・・ 。どさくさに紛れて(?)何の必然性もないのになぜかモン=サン・ミッシェルまで登場するし、エンドロールのバックはまるで絵ハガキのように美しいパリが次から次へとあらわれて、今年1回もフランスへ行っていない私としては、いてもたってもいられない気持ちになったのでした。

もちろん、「ロケ地はどこかしら?」なんてつまんないことを考えるのはすぐにやめてストーリーに没頭。エンターテイメントな要素とクラシック音楽をまじめの紹介する要素が絶妙に絡み合って最高に楽しいのはマンガと同じ。

それにしてもパリ市内の観光地のまっただなか、フランス人エキストラがウロウロする中で「のだめ」キャラを演じることができる上野樹里ってすごいなあ~。

ウィーンの楽友協会ホールで指揮する千秋先輩の晴れ姿を応援しに、のだめはパリ東駅から花束片手にTGVに乗り込むんですねー。そのシーンを見て20数年前のことを思い出してしまいました。当時パリ遊学中だった私は、列車でウィーンの知人を訪ねたことがあるのです。その時は夜行列車に乗って12時間以上はかかった覚えがある。花束片手はしおれるなあ~~。

映画パンフを買うことは(部屋が狭くて保管場所がないため)自分に禁じているのですが、のだめは思わず購入。よみふけっていたら、監督の「観客の2割くらいしかわからなくてもいい、という細かいギャグを散りばめた」という言葉が飛び込んできました。監督!私、その細かいギャグ、ひとつだけわかりましたっ! それは千秋先輩の師匠ミルヒの秘書エリーゼが千秋にル・マルレ・オーケストラを押し付けるシーン。大爆笑。監督、これってフランスに興味ある人とかフランス語学習者しかわからないでしょうっ! フランス人スタッフの仕込みのネタでしょうか。確かにマニアックだなあ・・・。みなさん、気をつけてみてみてくださいね・・・。

と、笑いあり、音楽あり、の本当に楽しいひとときが楽しめ、さらに!パリに行きたい気持ちも盛り上がる映画なのでありました。

ところで千秋先輩はオペラを振ることには興味ないのかしらね~~。原作でオペラを振る挑戦も描いてくださればよかったのにな、千秋先輩ならカラヤンみたいだっただろうに・・・。そうすればパリのオペラ座で降る、なんてシーンも撮影できたかも、しれなかったのにな、と妄想の夜はふけていくのでありました・・・。