投稿者:Shinobu
ナンシーの名産紹介します。
前回ナンシーの話しをしましたので、今度はナンシーの名産をご紹介しましょう。ナンシーへ行ったらお土産に買ってきて、食べてきて!という是非モノです。
ナンシーといえば、マカロン。、マカロンは、16世紀にイタリアから伝わり、フランス各地に広まったとされていますが、アーモンドパウダーと砂糖、卵白が入った焼き菓子のことです。ナンシーはその昔ロレーヌ公国の首都で、イタリア国王がロレーヌ公を兼任していました。そのロレーヌ公によってイタリアのものが多くこのロレーヌに持ち込まれたということなので、フランスにおけるマカロンの元祖に一番近いのがナンシーのマカロンということになるでしょうか。ナンシーのマカロンは現在日本で流行っているのはパリの老舗ラデュレが考案されたとされているクリームをサンドしたものとは少し違います(マカロン・パリジャンというそうです)。

見た目はカルメ焼きやぼうろのようです。ナンシーのマカロンには修道女が考案したお菓子が評判になって伝わったという言伝えもあります。写真は言伝えの「修道女のマカロン」という名前の老舗お菓子屋さんのものです。アーモンドの風味で見た目サクサクしてそうですが、ねっとりした歯触りで、クセになります。
他にはベルガモット・キャンディーがあります。ロレーヌはフランス北東部に位置しており決して温暖な地域ではありませんので、ベルガモットは自然にあったものではなくやはりこれもロレーヌ公がイタリアから持ちこんだそうです。ベルガモットは紅茶のアールグレイの香り付けに使われています。ベルガッモット・キャンディーは喉の痛みにいいらしです。べっ甲あめのように透明感のあるきれいな黄色をしていて、かすかな苦みとベルガモットの風味がよく美味しいです。スーパーでも購入できますが、お土産ならぜひパティスリーで売っている缶入りをお求めください。ベルガモット・キャンディーの缶は、映画「アメリ」で宝もの入れとしてアメリが使っていました。ジャン=ピエール・ジュネ監督がベルガモット・キャンディーが好きで小道具として使ったそうです。素敵な缶なので、キャンディーを食べ終わってしまってもいい思い出になります。
スモモの一種であるミラベルを使った特産品も有名です。ミラベルは夏に収穫されるのみなので、フレッシュなものは夏の期間しか食べることができません。あとは瓶詰めにしたり、リキュールにしたりします。
キッシュ・ロレーヌの名前ははお聞きになったことがありますよね?最近日本でもカフェごはんなどにも出てきますし、パン屋さんでも売っているのを見かけます。ナンシーの老舗ブラッスリー「エクセルシオール・ブラッスリー・フロ」で食事をしました。アールヌーボーのインテリアに囲まれて郷土料理を楽しめるブラッスリーでおすすめです。この日は前菜にキッシュ・ロレーヌ、デザートにはロレーヌ地方の特産品満載のスペシャルデザート"le Tout Nancy (ル・トゥ・ナンシー;ナンシーのすべて) ”。アイスケーキの上にリキュールに浸した小さなマカロン、甘酸っぱいミラベルソースにシロップ漬けのミラベルの実が添えてある豪華版です。これもぜひお試しいただきたい絶品デザートです。




